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重松星誉(東京ヴェルディフットサルチーム/四国中央市出身)第2回「トシがいてくれたから勝てた」

 東京ヴェルディフットサルチーム(東京都フットサルリーグ2部)でプレーする重松星誉(としたか)は愛媛県土居町(現:四国中央市土居町)の出身である。   「©TOKYO VERDY CLUB」  土居町は、200 […]

重松星誉(東京ヴェルディフットサルチーム/四国中央市出身)第1回「2つの顔を持つ守護神」

 東京ヴェルディフットサルチーム(東京都フットサル2部リーグ)の重松星誉(としたか)は愛媛県四国中央市出身の「ゴレイロ」だ。「ゴレイロ」とは、ポルトガル語でサッカーにおけるゴールキーパーを意味する。   「©T […]

大坂谷明里(陸上・棒高跳び選手/愛媛県競技力向上対策本部)最終回「身近にいる“日本一の存在”」

 大坂谷明里は園田学園女子大学進学後、1年時(2021年度)に日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)で優勝した。好スタートを切ったものの2年時は2位、3年時は2位、最終学年でも3位と4連覇の目標には届かなかった。 […]

大坂谷明里(陸上・棒高跳び選手/愛媛県競技力向上対策本部)第3回「満足しなかった初の“日本一”」

 2018年、兵庫県立社高校で、棒高跳び選手としての歩みをスタートさせた大坂谷明里は、メキメキと力を付けていく。高校2年で全国高校総合体育大会(インターハイ)4位入賞。3m80は自己ベストだったが、大坂谷は「自信になりま […]

大坂谷明里(陸上・棒高跳び選手/愛媛県競技力向上対策本部)第2回「“もっと高く跳びたい”という欲求」

 兵庫県小野市で生まれた大坂谷明里は、明るく活発な少女時代を過ごした。「親は私が“やりたい”という習い事を自由に通わさせてくれました。クラシックバレエ、英語、ソロバン、習字、茶道、ヨット……」。その彼女が陸上を始めたのは […]

大坂谷明里(陸上・棒高跳び選手/愛媛県競技力向上対策本部)第1回「悔しかった2年連続銀メダル」

 今年7月4日、東京・国立競技場で行われた第109回日本陸上競技選手権初日、女子棒高跳び決勝は4m20を成功した大坂谷明里(愛媛県競技力向上対策本部)と小林美月(日本体育大学)の2人に絞られた。バーの高さが5cm上がり、 […]

久保飛翔(慶應義塾大学体育会ソッカー部/愛媛県松山市出身)最終回「プロの世界へ飛翔する」

 2年生の終盤にトップチームの先発の座を奪った久保飛翔は「3年生になったら、自分がチームを引っ張ってやろう」と胸に誓い、2年の年度末に行なわれた鹿児島遠征を迎える。しかし、ここで久保は扁桃炎を患い、39度近い高熱を出して […]

久保飛翔(慶應義塾大学体育会ソッカー部/愛媛県松山市出身)第4回「初めての挫折」 特別編

 済美高校を卒業した久保飛翔は、関東の名門・慶應義塾大学に進学するが入学早々、久保は精神的なスランプと長期のケガの二重苦に悩まされる。当時を久保は、「初めての挫折だった」と語り、こう続けた。「大学1年の時に、自分のプレー […]

久保飛翔(慶應義塾大学体育会ソッカー部/愛媛県松山市出身)第3回「DFに面白さを見出した高校時代」 特別編

 中学3年の久保飛翔は進路を選択する時期に差し掛かり、愛媛FCユースではなく済美高校のサッカー部に入る決断をした。 「母が済美出身で、兄も当時、済美の2年生でした。だから僕が入学したら、僕が高校1年生で兄は3年生。兄はス […]

久保飛翔(慶應義塾大学体育会ソッカー部/愛媛県松山市出身)第2回「コンバートでの成長」 特別編

 久保飛翔は幼稚園の年少から剣道を習っていたが、小学生の時にサッカーと出合った。自発的に「やりたい」と両親に頼み込んで、強豪クラブに所属する。周囲は幼稚園からサッカーを始めていた生徒ばかりでレベルが高かった。当初は久保も […]

久保飛翔(慶應義塾大学体育会ソッカー部/愛媛県松山市出身)第1回「“勢い”から、“考える”ヘディングへ」 特別編

 空中戦に強く、相手の攻撃を何度もはね返す姿は見ていて頼もしさを感じさせた。彼の名は久保飛翔(つばさ)。1.FSVマインツ05所属のFW武藤嘉紀を輩出した名門・慶應義塾大学ソッカー部のキャプテンを務め、今シーズンからはJ […]

山下叶夢(東洋大レスリング部/香川県高松市出身)最終回「笑顔の裏に見え隠れする“負けず嫌い”」

 2023年春、山下叶夢は東洋大学レスリング部の門を叩いた。同大には2学年上の兄が通っていた。また入学前から知る前田翔吾がコーチ(当時、現・監督)に就任していたことも進学を決めた理由のひとつだった。    しか […]

山下叶夢(東洋大学レスリング部/香川県高松市出身)第3回「空白の時間」

 2016年7月、全国少年少女レスリング選手権大会・女子6年40kg級決勝で敗れ、山下叶夢(現・東洋大学3年)の大会連覇は5で途切れた。小学6年のシーズン、山下はクイーンズカップも準優勝(小学5・6年40kg級)、全国少 […]

山下叶夢(東洋大学レスリング部/香川県高松市出身)第2回「栄光の裏にあった苦悩」

 東洋大学3年の山下叶夢がレスリングを始めたのは、両親の影響が大きい。父・忍、母・和代は元レスリング選手で、彼女が生まれた時には高松レスリングクラブで指導者の道(父が監督で、母がコーチ)を歩んでいた。8学年上の姉、2学年 […]

山下叶夢(東洋大学レスリング部/香川県高松市出身)第1回「眩し過ぎたパリでの輝き」

 2024年パリオリンピックでレスリング日本代表は男女8種目で金メダルを獲得するなど活躍した。四国勢は男子77kg級の日下尚ら4人が出場し、日下を含む3人が金メダルを胸に飾った。香川県出身の東洋大学レスリング部の山下叶夢 […]

大森遊音(国士舘大学サッカー部/愛媛FCユース出身) 第3回「ここで落ちたら、サッカーは終わり」

 中学3年の大森遊音はサンフレッチェ広島ユースのセレクションに落選し、途方に暮れていた。 「中学3年の進路の時期は、“本当にどうしようか”と一番悩んだところです。次の希望は一応、広島市内の高校だったのですが、自分としては […]

大森遊音(国士舘大学サッカー部/愛媛FCユース出身) 第2回「苦悩の日々の中学時代」

    愛媛FCユースを経て、現在は国士舘大学サッカー部に所属する大森遊音だが、出身は広島県尾道市である。「親の仕事の関係で転校が多かったです。最初は岡山県倉敷市。幼稚園の時は尾道で、小1の終わりからは2年間だけ東京の板 […]

大森遊音(国士舘大学サッカー部/愛媛FCユース出身)第1回「クラシカルなボランチ」

 サッカーのボランチとはポルトガル語で「車のハンドル」という意味の通り、中央にポジションを取って攻守のかじ取り役を担うポジションだ。敵の攻撃の芽を摘み、パスでチームを動かすのが基本的な役割である。国士舘大学サッカー部3年 […]

篠原颯斗(日本体育大学硬式野球部/徳島県美馬市出身)最終回「4年越しの夢へ」

 プロ志望の篠原颯斗(現・日本体育大学4年)だが、徳島県立池田高校3年時にはプロ志望届を提出しなかった。プロ志望届は、2004年に制度化されて以降、NPB球団入りを目指す日本の学生が、所属する連盟に提出しなくてはならない […]

篠原颯斗(日本体育大学硬式野球部/徳島県美馬市出身)第3回「池田高校の『1』を背負う矜持」

 2019年、試合に敗れた美馬市立江原中学3年の篠原颯斗が号泣している姿を見て、「この子と3年間、一緒にやってみたい」と考えたのが徳島県立池田高校の井上力監督だ。井上は池田が1986年に選抜(センバツ)を制した時のメンバ […]

篠原颯斗(日本体育大学硬式野球部/徳島県美馬市出身)第2回「野球に夢中となった少年時代」

 プロ野球選手を多数輩出した日本体育大学硬式野球部でエースナンバー「18」を背負う篠原颯斗(4年)は、野球エリートではない。生まれ育った徳島で、小中高と全国大会に出場することはできなかった。2003年秋、徳島県美馬市で生 […]

篠原颯斗(日本体育大学硬式野球部/徳島県美馬市出身)第1回「ドラ1でのプロ入り誓う本格派右腕」

「ドラフト1位でプロに行く」  そう力強い目標を掲げているのが、日本体育大学硬式野球部4年・篠原颯斗だ。昨年秋、首都大学野球リーグ戦1部で4勝を挙げ、防御率0.40をマーク。最優秀投手とベストナインに選ばれ、冬には侍ジャ […]

立川新(東海大学柔道部/愛媛県四国中央市出身)最終回「激戦区に身を置く若者が描く未来予想図」

 2013年、川之江北中学柔道部と川之江柔道会で技を磨いた立川新は、柔道の名門である新田高校に進学した。愛媛県松山市にある新田高校は1938年に創設。多くの部活動が全国大会に出場するマンモス校だ。寮は学校の目の前にあり、 […]

立川新(東海大学柔道部/愛媛県四国中央市出身)第3回「幼少期から描いていた夢」

 立川新は川之江柔道会に入門したばかりの頃は3歳の時だった。体が小さく悔しい思いをすることが少なくなかった。負けず嫌いの少年は父・昭宏の課したクライミング、走り込み、足指の筋力強化、パワーアンクルの装着といったトレーニン […]

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