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二宮清純「唯我独論」

二宮清純「唯我独論」

第866回 広島を赤く染める「鯉」は復興のシンボルだった

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 今日現在、広島カープのマジックナンバーは4。3連覇は時間の問題である。今年は地元での胴上げが濃厚だ。 広島の街を「カープ」の3文字を視界に入れることなく歩くのは、まず不可能である。ユニホームをはじめ
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二宮清純「唯我独論」

第865回 「もう1つのラグビーW杯」の使命

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた「マーダーボール」を観たのは、古い手帳によると12年前のことだ。私は実物よりも先に映画でウィルチェアーラグビーの実態を知った。装甲車のようにカ
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二宮清純「唯我独論」

第864回 報復受ける前に……“侍ポーズ”封印は賢明

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 アンリトゥン・ルールというくらいだから、もちろん明文化されているわけではない。ここからここまではセーフで、ここからはアウトという基準もない。ガイドライン的なものはあるが、それも絶対ではない。要するに
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二宮清純「唯我独論」

第863回  “同情”を経て神聖化された甲子園の土

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 甲子園の土の売買は是か非か? そんな論争が世間をにぎわしている。フリーマーケットアプリ「メルカリ」に出品された「甲子園の土」に値が付き、それを巡っての甲論乙駁である。 ある社会学者の「そもそも甲子園
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第862回 “ヤギの呪い”とダブる「白河の関越え」

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 越すに越されぬ白河の関である。「平成最後の怪物」の力を持ってしても、東北の地に大旗を持ち帰ることはできなかった。 秋田勢として103年ぶりの決勝進出を果たした金足農。怪腕・吉田輝星の奮闘に期待がかか
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第861回 スーパー“オジさん”的場 次こそダービーを

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 芥川賞作家・中上健次が羽田空港で外国人向けの貨物を運ぶ肉体労働をしていたのは、1968年の夏ごろである。羽田へ向うモノレールから見る風景が好きだった、と「風景の貌」という短編で述べている。<丁度、大
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二宮清純「唯我独論」

第860回 せめてもの五輪猛暑対策にビル開放を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 息苦しいと感じた次の瞬間、目の前が真っ暗になった。そこからのことは、あまり覚えていない。1987年夏のことである。 翌年に行われるソウル五輪の予備取材のため、私はソウルにいた。ひととおり予定していた
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二宮清純「唯我独論」

第859回 日本サッカーの成熟示す森保監督誕生

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 学ぶのはいいことである。しかし、学んでばかりいても進歩はない。いつかは自らの足で立ち、歩き始めなければならない。W杯終了を一区切りとしよう。Jリーグ創設25年にして、やっと立ち上げからの日本人代表監
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二宮清純「唯我独論」

第858回 挫折伝説数知れず……「ポイチ」は代表監督にふさわしい

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 撮影用にリフティングを依頼すると、カメラマンがシャッターを切る前にボールは床ではねた。「サッカースクールに行くと、ミスをしてよく子供たちに笑われるんですよ」。バツの悪そうな表情を浮かべて、そう答えた
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二宮清純「唯我独論」

第857回 カタール開催に潜む「正常性バイアス」の罠

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 その差、実に1470倍である。今回のサッカーW杯の開催国ロシアと4年後の開催国カタールの面積の差だ。カタールの面積は、日本の秋田県を、やや狭くした程度。人口は約267万人だから、茨城県や広島県よりも
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