「黒田君、なんか乗り物に乗っていませんか? それくらい錯覚する速さ。考えられないです」 これは箱根駅伝史上に残る“名解説”だろう。 言葉の主は、日本テレビの生中継で解説を務めた早稲田大競争 […]
にわかに世界バンタム級戦線が活気付いてきた。 2025年11月24日、WBC世界バンタム級王座決定戦で、売り出し中の那須川天心を判定で下し、3度目の世界王座奪取に成功した井上拓真に、元世界4階級制覇王者 […]
昨秋、国際サッカー連盟(FIFA)が「平和賞」を制定するというニュースに接した際、胸騒ぎがした。 「まさか、あの御仁では……」 残念ながら、と言うべきか、やっぱりと言うべきか、受賞者は「あ […]
1970年代、“日本人キラー”として名を馳せたボクサーがいる。タイのセンサク・ムアンスリンだ。ムエタイでキャリアを重ね、74年11月、24歳で国際式に転じた。 国際式転向2戦目で強打者で知られるライオン […]
ドジャースが21世紀初、球団史上初の連覇を達成したワールドシリーズは、MLB史上に刻まれる名勝負となった。 MVPは文句なしで山本由伸。強打のブルージェイズ相手に第2戦で完投勝ち、2勝3敗と王手をかけら […]
今ドラフトの最大のサプライズは、米スタンフォード大のスラッガー佐々木麟太郎(花巻東)を福岡ソフトバンクと横浜DeNAの2球団が1位で指名し、ホークスが当たりクジを引き当てたことだ。 まずは両球団の勇気に […]
「日産は横浜F・マリノスの筆頭株主であり続けます」 さる10月3日、F・マリノスの親会社である日産自動車から先の発表があった。身売り報道を沈静化させる狙いがあるようだ。 ただし「財務的な持 […]
スタジアムやアリーナに企業名を冠する命名権ビジネス、いわゆるネーミングライツの起源は、1952年の「ブッシュ・スタジアム」だと言われている。 それまでカージナルスが本拠地とするこの球場は、スポーツマンズ […]
傷ひとつない顔での勝利者インタビュー。マイクを手にした井上尚弥は、観客に向かってこう声を張り上げた。 「アウトボクシングもいけるでしょう? 誰が衰えたって? 誰が衰えたって?」 耳に手を当 […]
さる7月24日(現地時間)、急性心筋梗塞により71歳で世を去ったハルク・ホーガン(本名テリー・ユージーン・ボレア)への追悼文を依頼された私は、スポニチ紙(7月26日付け)に<個人的に忘れられないのは、1981年5月10 […]
長嶋茂雄さんに続いて釜本邦茂さんまでも……。戦後80年、昭和のスポーツ界を牽引したスーパースターが、またひとり鬼籍に入った。 長嶋さんと釜本さんには共通点があった。引退後も現役時代と、ほぼ体型が変わらな […]
「彼は根っからのMAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)だった。強く、タフで賢く、大きな心を持っていた」 自らの支持者でもあったプロレスラーの「超人」ハルク・ホーガン氏の訃報を受け、ドナルド・トラ […]
新装オープンしたFIFAクラブW杯の初代王者にチェルシー(イングランド)が輝いた。 6月14日(現地時間)から7月13日にかけて米国の11都市(12会場)で行なわれた今大会、選手や監督を悩ませたのが猛暑 […]
日本人ボクサーの前に、またしても「ウエルターの壁」が立ち塞がった。 さる6月19日、WBO世界ウエルター級2位の佐々木尽が、同級王者ブライアン・ノーマン(米国)に挑んだが、計3度のダウンを奪われ、5回4 […]
沖縄出身のボクシング世界チャンピオンは9人もいる。人口約147万人ながら47都道府県で最多だ。 具志堅用高(WBAライトフライ級)、上原康恒(WBAスーパーフェザー級)、渡嘉敷勝男(WBAライトフライ級 […]
東西の両横綱が、千秋楽に賜杯をかけて激突してこそ大相撲は盛り上がる。 夏場所で2場所連続4度目の優勝を遂げた大関・大の里が横綱(第75代)に昇進したことで、7月 […]
ただ倒すのではなく、相手にも一度見せ場を用意してやるのだから、やはり千両役者である。 さる5月4日(米国時間)、米ラスベガス。世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥は、挑戦者のWB […]
少子化で、どの競技団体も普及に四苦八苦している中、“ひとり勝ち”の様相を呈しているのがダンスである。 一般社団法人ストリートダンス協会の調査によると、国内の推計競技人口は2015年の時点で […]
「オレはバイ(1対1)に強いんだ」 参議院議員になった頃、アントニオ猪木はよくそう語っていた。 理由を訊ねると、プロレスラーとして、長年1対1の勝負を演じてきたから、「相手が […]
ひと足早く、埼玉に桜が咲いた。 さる3月20日、埼玉スタジアムでサッカー日本代表はバーレーン代表を2対0で破り、8大会連続8度目のW杯出場を決めた。 「試合内容 […]
国際オリンピック委員会(IOC)会長選挙は、約100人のIOC委員がひとり1票を無記名で投じ、過半数を獲得した候補者が出た時点で当選となる。 さる3月20日(現地時間)、任期満了で退任する […]
打たれずに勝つことに越したことはない。しかし、先のことを考えれば、打たれても勝ったことには、大きな意味がある。 さる2月24日、東京・有明アリーナで行われたノンタイトル10回戦で、WBOア […]
モンスターの前では、さしもの“日本人キラー”も、“ヘビににらまれたカエル”も同然だった。 <この原稿は『週刊漫画ゴラク』2025年2月28日号に掲載された原稿です> さる1月 […]
プロレス界を席巻したジャイアント馬場が世を去って、この1月31日で26年が過ぎた。 <この原稿は『週刊漫画ゴラク』2025年2月21日号に掲載された原稿です> その昔、男性誌 […]
「四十、五十は洟垂(はなた)れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら百まで待てと追い返せ」 これは日本資本主義の父・渋沢栄一の名言である。一万円札の“顔”でもある渋沢は1840 […]