さる11月20日、82歳で亡くなった元横綱・北の富士は、粋で洒脱な人柄で、NHKの大相撲解説でも人気を博した。 アナウンサーの質問に一切忖度しないのが北の富士流。時に土俵上の相撲より面白い […]
12月15日は、“プロレスの父”というより戦後最大のヒーロー力道山の62回目の命日だ。 その1週間前の1963年12月8日、力道山は東京・赤坂のナイトクラブ「ニュー・ラテン・クォーター」( […]
戦後最大のヒーローである力道山が、暴力団員に刺された腹部の傷が原因で落命したのは、今から61年前の1963年12月15日のことだ。 享年39。早過ぎる英雄の死を受け、日本プロレスの2代目社 […]
小兵ながら相手の腰にくらいついたら離れない。そのしぶとい取り口から「ピラニア」の異名を取った大相撲の元大関・旭国(本名・太田武雄)が、さる10月22日、都内の自宅で死去した。77歳だった。 […]
ボクサーくずれ――。 捜査資料に出てくる言葉使いからして差別的であり、偏見に満ちている。 冤罪の萌芽が、ここに見て取れる。 1966年6月に静岡県清水市(現 […]
「自分の理想の終わり方ではない」 試合内容は完勝だったにもかかわらず、試合後のモンスターに笑顔はなかった。 9月3日、東京・有明アリーナで行なわれた世界スーパーバンタム級4団 […]
日本はボクシングのバンタム級王国である。主要4団体の王者は、次に示すように全て日本人選手だ。WBA井上拓真、WBC中谷潤人、IBF西田凌佑、WBO武居由樹――。 そのひとつ上のスーパーバン […]
プロレスラーには糖尿病患者が多い。 代表的なのが、第一級身体障害者に認定され、週2回の人工透析を受けながらリングに上がり続けたミスター珍だ。 珍は、この病気が原因で左目の視 […]
パリ五輪で、日本勢は海外大会では史上最多となるメダル総数(45)と金メダル数(20)を記録した。 8月28日(現地時間)から始まったパラリンピックでも、メダル量産が期待される。JPC(日本 […]
日本がボクシングの“バンタム級王国”であることは、本誌6月14日号で詳述した。 現在、世界バンタム級はWBAが井上拓真、WBCが中谷潤人、IBFが西田凌佑、WBOが武居由樹と、いずれも日本 […]
今では珍しくも何ともない外国人関取(朝鮮半島出身者除く)の戦後第一号は米国ハワイ出身の元関脇・高見山大五郎(米国名ジェシー・ジェームス・ワイラニ・クハウルア)である。 高見山は、土俵の上だ […]
6月26日は「世界格闘技の日」だった。今から48年前の1976年6月26日、「格闘技世界一決定戦」と銘打ち、東京・日本武道館でプロレスラーのアントニオ猪木とプロボクシングの現役世界統一ヘビー級王者モハメド・アリが戦い、 […]
たまたまテレビ(テレビ朝日系「大下容子 ワイド!スクランブル」)をつけたら“千の顔をもつ男”ミル・マスカラスのコメントが紹介されていた。 「女性はあらゆる面で男性と同じ権利を持っているという […]
6月26日は「世界格闘技の日」である。今から48年前の1976年6月26日、東京・日本武道館でアントニオ猪木対モハメド・アリの「格闘技世界一決定戦」が行われた。それを記念して、2016年に制定された。 & […]
いつの間にか日本はボクシングの“バンタム級王国”だ。 さる5月6日、東京ドームで世界4団体スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥が、WBC同級1位のルイス・ネリ(メキシコ)を6回TKOで破った一戦 […]
単なるうるさ型なら、彼が長きに渡り、代表チームで重宝されることはなかっただろう。言うべきことは言うが、やるべきことは、しっかりやる。だからこそヘッドコーチやチームメイトから信頼を勝ち得ることができたのだ。 & […]
6年前の話である。獣神サンダー・ライガーが某番組に持ち込んだ“千の顔を持つ男”ミル・マスカラスの試合用マスクに120万円の鑑定価格がついたのを見て、びっくりした記憶がある。 マスカラス人気が沸騰 […]
この3月26日は、“キックの鬼”と呼ばれた沢村忠の3回目の命日だった。 必殺技の“真空飛び膝蹴り”は一世を風靡し、TV視聴率は30%を超えた。 この沢村を倒すためにキックボクサーにな […]
かわいい子には旅をさせよ――という格言がある。 「子供は、甘やかして育てるより、手許からはなしてつらい経験をさせ、世の中の辛苦をなめさせた方がよい」(広辞苑) それを地で行くのが、さる […]
今季のJ1リーグは、第2節で全勝チームがなくなるなど、早くも混戦模様だ。 そんな中、“台風の目”になりそうな予感を漂わせているのが、今季、J1に初昇格したFC町田ゼルビアだ。 アウェ […]
この1月31日は、“東洋の巨人”というニックネームで一世を風靡したジャイアント馬場(本名・馬場正平)の25回目の命日だった。 力道山の弟子である馬場、アントニオ猪木といえば、我々の世代からすれば […]
1月にラグビー日本代表ヘッドコーチ(HC)に再就任したエディー・ジョーンズが記者会見やトークショーのたびに気の利いたことを言うのは昔からだ。 1月15日のメディアブリーフィングでは、ゴリラを持ち […]
全米ボクシング記者協会(BWAA)が選出する2023年の「シュガー・レイ・ロビンソン賞」(年間最優秀選手)に、日本人として初めて井上尚弥が輝いた。 これを受け、井上は「世界中の記者の方々からの評 […]
大方の予想通り、ラグビー日本代表ヘッドコーチ(HC)に、前オーストラリア代表HCのエディー・ジョーンズが就任した。約8年ぶりの代表HC復帰だ。 エディーが指揮を執った2015年W杯イングランド大 […]
5万3264人の大観衆を集めて東京・国立競技場で行われた東京ヴェルディ対清水エスパルスの昇格プレーオフ決勝は、後半のアディショナルタイムにヴェルディが1対1と追い付き、16年ぶりのJ1復帰を果たした。 &nb […]