オリンピックに2度出場(84年ロサンゼルス、88年ソウル)するなど長きにわたって日本の男子バレーボールを牽引してきたスター選手の原点は今から19年前の冬の試合にあった。男はまだ大学3年生だった。 <この原 […]
プロレスの世界には力道山以来、ヘビー級神話があった。大男たちの肉弾戦こそが最大の醍醐味というわけである。そんな風潮に風穴を空けたのが体重80キロそこそこの若武者だった。 <この原稿は2022年8月5日号の […]
V9巨人に匹敵する実力を誇った黄金期の西武。地味ながら、プロフェッショナルな仕事ぶりで玄人筋をうならせた選手がいる。移籍した88年から犠打数は5年連続リーグトップ。その5年間で西武は4度の日本一を達成した。   […]
Jリーグのリーディングクラブである川崎フロンターレの土台を築いた男はロマンチストにしてリアリストだ。「伝える力」を武器に選手を育成し、ピッチに新風を吹き込む。 <この原稿は2022年10月5日号の『ビッグ […]
記録にも記憶にも残る力士がいる。軽量ながら、小気味のいい突っ張りで土俵を沸かせた元関脇・寺尾だ。最強の力士は? そして生涯最高の一番は? <この原稿は2022年11月5日号の『ビッグコミックオリジナル』( […]
「プロレスはアート」。そう主張し続けたプロレスラーが来年2月、リングを去る。大技ムーンサルトプレスで日米のリングを熱狂させた男は、引退の舞台でも宙を舞うのか。ラストアートに注目が集まる。 <この原稿は202 […]
角界はモンゴル力士全盛の時代を迎えている。横綱は白鵬を筆頭に3人ともモンゴル出身。彼らは、なぜ強いのか。留学生から関取となった異才が、その秘密を明かす。 <この原稿は2015年3月5日号の『ビッグコミック […]
肩を痛めながらも獲得賞金約1億1628万円で賞金ランキングの2位(14年度)。43歳で初の賞金王に輝き、今も進化を続けるゴルフの職人が定める究極の目標とは。 <この原稿はビッグコミックオリジナル2015年 […]
プロ野球でタイトルまで獲った名選手が、社会人野球チームを指揮するのは珍しい。監督就任1年目で日本選手権準優勝。男が目指した「意識改革」の内実に迫る。 <この原稿はビッグコミックオリジナル2015年1月号に […]
<この原稿は2021年5月5日号の『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に掲載されたものです> 身長185センチ、体重90キロの体躯はナンバーエイトとしては小柄な部類に入る。 スコット […]
<この原稿は2021年5月5日号の『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に掲載されたものです> 日本ラグビーが本当の意味で、世界と伍して戦えるようになったのはエディー・ジョーンズが指揮を執った2015年W杯か […]
<この原稿は2016年6月5日号『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に掲載されたものです> ラグビーW杯史上最大のグレート・アップセット(大番狂わせ)と呼んでも過言ではあるまい。 2015年9 […]
<この原稿は2014年1月5日号『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に掲載されたものです> プロデビュー4戦目での日本王座奪取は、元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎以来、23年ぶりの快挙である。&nbs […]
<この原稿は2013年12月5日号『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に掲載されたものです> 東京新大学野球リーグに所属する東京国際大学が、初めて出場した全日本大学野球選手権でベスト4進出を果たしたのは、 […]
プロ入り17年目、35歳にして200勝を達成した広島・北別府学は、今世紀最後の「名球会投手」といわれている。バッターは春先からでもピッチングマシーン相手に打ち込みができ、しかもバットやボールの材質良化がアドバンテージを […]
<この原稿は2017年3月5日号『ビッグコミックオリジナル』に掲載されたものです> 金メダル12個を含む計41個のメダルを獲得した昨夏のリオデジャネイロ五輪。あるホテル運営会社が会員向けに実施した「最も心 […]
しかし、好事魔多し――。翌80年4月、掛布は後楽園球場での巨人戦で左ヒザを負傷する。セカンドベースを蹴る際、スパイクが人工芝に引っかかり半月板を損傷したのである。 <この原稿は2013年8月号の『小説宝石』( […]
<この原稿は2013年8月号の『小説宝石』(光文社)に掲載されたものです> 現役時代、“ミスター・タイガース”と呼ばれ、甲子園球場で絶大な人気を誇った掛布雅之を「脇役」として取り上げることには少々、ためらいが […]
<この原稿は「てらす」2004年春号に掲載されたものです> 北海道に“宇宙人”が上陸した。 早くも彼が行くところ行くところ、人だかりの山ができている。 男の名前は新庄剛志。 […]
<この原稿は2013年3月5日号『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に掲載されたものです> 昨年、広島に行くたびに目にしたポスターがある。 <おしい! 広島県> 地元出身のタレント有吉 […]
<この原稿は1986年5月号「ザ・ヒットマガジン」に掲載されたものです> よく、全日本のレベルを上げるためにはどうすればいいかって聞かれるんですよ。ボクはまず、日本リーグ自体のレベルを上げることだと答えるんで […]
<この原稿は1986年5月号「ザ・ヒットマガジン」を一部再構成したものです> ‘82年暮れ、高校を1年で中退したひとりの少年が、プロサッカー選手を夢見て、本場ブラジルへ旅立った。少年の名前は三浦知良。サッカーの […]
<この原稿は『第三文明』2012年10月号に掲載されたものです> 二宮清純: 中学校時代にボクシングを始めてから、辞めようと思ったことはないですか?井岡一翔: それはないですね。 二宮: ボクシング以 […]
<この原稿は『第三文明』2012年10月号に掲載されたものです> 二宮清純: 今年6月に行われたWBC・WBA世界ミニマム級王座統一戦は、国内初の正規王者同士の統一戦として大きな話題を呼びました。WBC王者の井 […]
<この原稿は2020年6月5日号『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に掲載されたものです> 「僕は今も福岡ドーム(福岡PayPayドームドーム)に行けば、必ず天井を見上げるんです。すると最後の打球の記憶が鮮 […]