NPO法人STAND

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NPO法人STAND代表の伊藤数子さんと二宮清純が探る新たなスポーツの地平線にご期待ください。

田口侑治(ゴールボール)<後編>「競技人口増加に向けた活動を」

伊藤数子: 田口選手は2017年にリーフラス株式会社に入社されましたが、そのきっかけは? 田口侑治: 一番は東京パラリンピック出場を目指すには、自分の環境を整えなきゃいけないと思ったこと。リーフラスは競技に専念できる環境 […]

田口侑治(ゴールボール)<前編>「感無量の金メダル」

 2024年のパリパラリンピックでゴールボール男子日本代表は悲願の金メダルを獲得した。守備の要としてチームに貢献した田口侑治は2017年にリーフラス株式会社に入社後、競技の普及やインクルーシブ社会推進のための講演、競技体 […]

“革命”のパリパラリンピック<後編>「技術革新と制度改革」

――パラリンピックでは2016年リオデジャネイロ大会から3大会連続で難民選手団が結成されています。パリ大会では過去最多の8選手が出場しました。 二宮清純: 私は以前、難民選手団の旗手(リオデジャネイロ大会)を務め、パリ大 […]

“革命”のパリパラリンピック<前編>「目ではなく“心”で見る」

 過去最多となる168の国・地域と難民選手団から約4400人が参加したパリパラリンピックは8月28日から9月8日までの12日間にわたって行われ、22競技549種目で熱戦が繰り広げられた。今回の「二宮清純の視点」は二宮清純 […]

谷津嘉章(日本障がい者レスリング連盟)<後編>「死ぬまでに国際大会開催を!」

二宮清純: 2023年にはNPO法人日本障がい者レスリング連盟(NCWA)を立ち上げました。しかし競技のルールやカテゴリー分けはこれからだと……。   谷津嘉章: 同じ障がいのある者同士が戦うのが理想だけど、絶 […]

谷津嘉章(日本障がい者レスリング連盟統括)<前編>「義足レスラーの挑戦」

 障がい者レスリングの普及に尽力する義足のレスラーがいる。プロレスラー谷津嘉章氏だ。1976年モントリオール五輪で8位入賞。1980年モスクワ五輪は日本がボイコットしたため“幻の金メダリスト”と呼ばれた。その後プロレスラ […]

久保田浩司(東京都立青鳥特別支援学校ベースボール部監督)<後編>「夢は21世紀枠で甲子園出場」

二宮清純: 久保田さんはソフトボール部の監督として17年間、障がいのある子どもを指導した後、2021年に青鳥特別支援学校に赴任しました。ベースボール部創部に至っては、いろいろご苦労もあったと思います。 久保田浩司: 彼ら […]

久保田浩司(東京都立青鳥特別支援学校ベースボール部監督)<前編>「ベースボール部創部」

 東京都世田谷区の都立青鳥特別支援学校は、この夏の全国高校野球選手権の西東京大会に単独チームで出場を果たした。特別支援学校の単独チーム出場は全国で初。2023年、同校にベースボール部を創設した久保田浩司監督に、その経緯を […]

森和之(日本パラスポーツ協会会長)<後編>「“依存先”の増加が共生への道」

二宮清純: 森さんが公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA)の理事に就いてから約7年が経ちました。 森和之: おかげさまで貴重な経験をさせていただいています。それこそビジネスマン時代には会えなかった人たちと会ったり、 […]

森和之(日本パラスポーツ協会会長)<前編>「2030年ビジョン」

 公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA)と日本パラリンピック委員会(JPC)の会長を兼務する森和之氏は、パラスポーツを通じた<活力ある共生社会の実現>に向け、尽力している。森氏に日本のパラスポーツの現状と課題を訊い […]

田中晃(WOWOW代表取締役会長執行役員)<後編>「インクルーシブな社会を可視化」

二宮清純: 画期的な試みとして、日本車いすバスケットボール連盟(JBWF)は、今年の天皇杯日本車いすバスケットボール選手権大会(天皇杯)を有料開催しました。田中晃: 他団体だとブラインドサッカーがいち早く有料開催に踏み切 […]

田中晃(WOWOW代表取締役会長執行役員)<前編>「3つのビジョンで社会貢献」

 株式会社WOWOWの田中晃 代表取締役 会長執行役員は、長きにわたってパラスポーツ中継に力を注いできた。その縁で2020年に一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟の理事に就き、2023年には会長に就任。「パラスポー […]

官野一彦(パラサイクリング)<後編>「未来に繋がる“恩返し”」

二宮清純: 官野さんは、パラサイクリストとしてパラリンピックを目指しながら、企業の社員として働き、のちに起業もします。活躍の場は多岐に渡っていますね。官野一彦: 車いすラグビー選手時代からアパレルブランドに個人スポンサー […]

官野一彦(パラサイクリング)<前編>「ゼロからのチャレンジ」

 挑戦なくして成長なし――。この言葉を大切にしているパラアスリートがいる。車いすラグビー日本代表としてパラリンピック2大会(2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ)に出場し、リオ大会で銅メダルを獲得した官野一彦だ […]

小林幸一郎(モンキーマジック代表理事)<後編>「人とコミュニティを繋ぐ役割を」

二宮清純: 2005年に設立したNPO法人モンキーマジックの名称の由来は?小林幸一郎: モンキーはクライミングしている姿を、猿が木や山を上手に登ることから付けました。そしてマジックはタネや仕掛けがある手品から。「視覚に障 […]

小林幸一郎(モンキーマジック代表理事)<前編>「クライミングは“友だち”」

 2005年設立のNPO法人モンキーマジックは<見えない壁だって、越えられる。>をコンセプトに、フリークライミングを通じ、<人々の可能性を大きく広げ、多様性を認め合えるより成熟した豊かな社会>を目指している。代表理事を務 […]

花岡恵梨香(パラ水泳)<後編>「カーリングとの二刀流」

二宮清純: パラスポーツには障がいの程度によるクラス分けがあります。花岡さんがジャパンパラ水泳競技大会に初出場した2017年はS6でしたが、現在はS8(SB8、SM8)に変わりました。花岡恵梨香: 障がいの種類や程度は様 […]

花岡恵梨香(パラ水泳)<前編>「清水建設で競技続行」

 パラ水泳・女子50メートル背泳ぎ(S8クラス)日本記録保持者の花岡恵梨香は、2017年に本格的に競技を始め、国内トップスイマーとなった。2020年に清水建設株式会社入社後は、車いすカーリングにも挑戦するなど、活躍の場を […]

タキザワケイタ(PLAYWORKS代表取締役)<後編>「多様な“リードユーザー”との共創」

伊藤数子: タキザワさんは、プロジェクトに関わる障害のある人たちを「リードユーザー」と呼んでいるそうですね。タキザワケイタ: はい。障がいのある人にプロジェクトメンバーとして参画していただき、一緒に製品やサービスを開発し […]

タキザワケイタ(PLAYWORKS代表取締役)<前編>「持続性のためのビジネス化」

 2020年にタキザワケイタ氏が創業したPLAYWORKSは、<障害者との共創から価値を創出>し、社会課題の解決に取り組む株式会社である。インクルーシブな視点から新しいアイディアや製品・サービスを生み出している。従来の白 […]

田中辰美(P.UNITED代表)<後編>「相互利益が『平等』を生む」

伊藤数子: 9つのパラスポーツ団体による共同プロジェクト「P.UNITED」のパートナー第1号は、日本モーターボート選手会に決まりました。田中辰美: 日本モーターボート選手会には、これまでもパラスポーツ競技団体に対し、大 […]

田中辰美(P.UNITED代表)<前編>「参加したい団体は排除しない」

「P.UNITED」は<パラスポーツ同士、さらには企業との連携など新しい取り組みに挑戦>を行動指針に掲げる、9つのパラスポーツ競技団体による共同プロジェクトだ。代表を務めるNPO法人日本パラ射撃連盟の田中辰美ハイパフォー […]

岡田美優(Knockü代表理事)<後編>「人生を変えた出会い」

二宮清純: そもそも岡田さんが、パラスポーツに関わるきっかけは何だったんでしょうか?岡田美優: 両親が特別支援学校の教員で、将来は私も特別支援学校の教員になろうと、漠然と考えていました。高校卒業後、福島大学に進学し、大学 […]

岡田美優(Knockü代表理事)<前編>「人と人とを繋ぐ場に」

 Knockü(のっきゅー)は、<パラスポーツの可能性を引き出し、「小さな共生社会」を日本中に広げていく>ことを目的に、2020年4月から活動をスタートした一般社団法人だ。同法人は「小さな共生社会」を<障害のある人とない […]

村松竜二(ブラインドボクシング®協代表理事)<後編>「いずれはパラリンピックに」

伊藤数子: ブラインドボクシングはアイマスクやアイシェードを装着し、鈴を付けた相手役に向かってパンチを打ち込み、その際のフットワークやパンチの有効性、コンビネーションなどを採点する競技です。プロボクサーや元プロボクサーが […]

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