NPO法人STAND

公式サイトcopy icon

NPO法人STAND代表の伊藤数子さんと二宮清純が探る新たなスポーツの地平線にご期待ください。

久保田浩司(東京都立青鳥特別支援学校ベースボール部監督)<前編>「ベースボール部創部」

 東京都世田谷区の都立青鳥特別支援学校は、この夏の全国高校野球選手権の西東京大会に単独チームで出場を果たした。特別支援学校の単独チーム出場は全国で初。2023年、同校にベースボール部を創設した久保田浩司監督に、その経緯を […]

森和之(日本パラスポーツ協会会長)<後編>「“依存先”の増加が共生への道」

二宮清純: 森さんが公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA)の理事に就いてから約7年が経ちました。 森和之: おかげさまで貴重な経験をさせていただいています。それこそビジネスマン時代には会えなかった人たちと会ったり、 […]

森和之(日本パラスポーツ協会会長)<前編>「2030年ビジョン」

 公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA)と日本パラリンピック委員会(JPC)の会長を兼務する森和之氏は、パラスポーツを通じた<活力ある共生社会の実現>に向け、尽力している。森氏に日本のパラスポーツの現状と課題を訊い […]

田中晃(WOWOW代表取締役会長執行役員)<後編>「インクルーシブな社会を可視化」

二宮清純: 画期的な試みとして、日本車いすバスケットボール連盟(JBWF)は、今年の天皇杯日本車いすバスケットボール選手権大会(天皇杯)を有料開催しました。田中晃: 他団体だとブラインドサッカーがいち早く有料開催に踏み切 […]

田中晃(WOWOW代表取締役会長執行役員)<前編>「3つのビジョンで社会貢献」

 株式会社WOWOWの田中晃 代表取締役 会長執行役員は、長きにわたってパラスポーツ中継に力を注いできた。その縁で2020年に一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟の理事に就き、2023年には会長に就任。「パラスポー […]

官野一彦(パラサイクリング)<後編>「未来に繋がる“恩返し”」

二宮清純: 官野さんは、パラサイクリストとしてパラリンピックを目指しながら、企業の社員として働き、のちに起業もします。活躍の場は多岐に渡っていますね。官野一彦: 車いすラグビー選手時代からアパレルブランドに個人スポンサー […]

官野一彦(パラサイクリング)<前編>「ゼロからのチャレンジ」

 挑戦なくして成長なし――。この言葉を大切にしているパラアスリートがいる。車いすラグビー日本代表としてパラリンピック2大会(2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ)に出場し、リオ大会で銅メダルを獲得した官野一彦だ […]

小林幸一郎(モンキーマジック代表理事)<後編>「人とコミュニティを繋ぐ役割を」

二宮清純: 2005年に設立したNPO法人モンキーマジックの名称の由来は?小林幸一郎: モンキーはクライミングしている姿を、猿が木や山を上手に登ることから付けました。そしてマジックはタネや仕掛けがある手品から。「視覚に障 […]

小林幸一郎(モンキーマジック代表理事)<前編>「クライミングは“友だち”」

 2005年設立のNPO法人モンキーマジックは<見えない壁だって、越えられる。>をコンセプトに、フリークライミングを通じ、<人々の可能性を大きく広げ、多様性を認め合えるより成熟した豊かな社会>を目指している。代表理事を務 […]

花岡恵梨香(パラ水泳)<後編>「カーリングとの二刀流」

二宮清純: パラスポーツには障がいの程度によるクラス分けがあります。花岡さんがジャパンパラ水泳競技大会に初出場した2017年はS6でしたが、現在はS8(SB8、SM8)に変わりました。花岡恵梨香: 障がいの種類や程度は様 […]

花岡恵梨香(パラ水泳)<前編>「清水建設で競技続行」

 パラ水泳・女子50メートル背泳ぎ(S8クラス)日本記録保持者の花岡恵梨香は、2017年に本格的に競技を始め、国内トップスイマーとなった。2020年に清水建設株式会社入社後は、車いすカーリングにも挑戦するなど、活躍の場を […]

タキザワケイタ(PLAYWORKS代表取締役)<後編>「多様な“リードユーザー”との共創」

伊藤数子: タキザワさんは、プロジェクトに関わる障害のある人たちを「リードユーザー」と呼んでいるそうですね。タキザワケイタ: はい。障がいのある人にプロジェクトメンバーとして参画していただき、一緒に製品やサービスを開発し […]

タキザワケイタ(PLAYWORKS代表取締役)<前編>「持続性のためのビジネス化」

 2020年にタキザワケイタ氏が創業したPLAYWORKSは、<障害者との共創から価値を創出>し、社会課題の解決に取り組む株式会社である。インクルーシブな視点から新しいアイディアや製品・サービスを生み出している。従来の白 […]

田中辰美(P.UNITED代表)<後編>「相互利益が『平等』を生む」

伊藤数子: 9つのパラスポーツ団体による共同プロジェクト「P.UNITED」のパートナー第1号は、日本モーターボート選手会に決まりました。田中辰美: 日本モーターボート選手会には、これまでもパラスポーツ競技団体に対し、大 […]

田中辰美(P.UNITED代表)<前編>「参加したい団体は排除しない」

「P.UNITED」は<パラスポーツ同士、さらには企業との連携など新しい取り組みに挑戦>を行動指針に掲げる、9つのパラスポーツ競技団体による共同プロジェクトだ。代表を務めるNPO法人日本パラ射撃連盟の田中辰美ハイパフォー […]

岡田美優(Knockü代表理事)<後編>「人生を変えた出会い」

二宮清純: そもそも岡田さんが、パラスポーツに関わるきっかけは何だったんでしょうか?岡田美優: 両親が特別支援学校の教員で、将来は私も特別支援学校の教員になろうと、漠然と考えていました。高校卒業後、福島大学に進学し、大学 […]

岡田美優(Knockü代表理事)<前編>「人と人とを繋ぐ場に」

 Knockü(のっきゅー)は、<パラスポーツの可能性を引き出し、「小さな共生社会」を日本中に広げていく>ことを目的に、2020年4月から活動をスタートした一般社団法人だ。同法人は「小さな共生社会」を<障害のある人とない […]

村松竜二(ブラインドボクシング®協代表理事)<後編>「いずれはパラリンピックに」

伊藤数子: ブラインドボクシングはアイマスクやアイシェードを装着し、鈴を付けた相手役に向かってパンチを打ち込み、その際のフットワークやパンチの有効性、コンビネーションなどを採点する競技です。プロボクサーや元プロボクサーが […]

村松竜二(ブラインドボクシング®協代表理事)<前編>「失ったものを数えるな」

 日本発祥のパラスポーツ「ブラインドボクシング」とは、パンチを打ち込む選手全員がアイマスクまたはアイシェードを装着し、視覚障がいの有無に関わらずボクシングを楽しむことができる競技である。このブラインドボクシングの普及に努 […]

田中一(日本パラスポーツダンス協会代表理事)<後編>「パラダンスは生涯スポーツ」

伊藤数子: 現在、パラダンススポーツの国内の競技人口はどのくらいでしょうか?田中一: 国内はまだまだ少ないというのが現状です。選手数で言えば30人程度。日本パラダンススポーツ協会は、パラダンススポーツの国内の統括団体とし […]

田中一(日本パラダンススポーツ協会代表理事)<前編>「自由に自分を表現できる」

 一般社団法人日本パラダンススポーツ協会(JPDSA)は、国内のパラダンススポーツ競技統括団体として、障がいのある人が<分け隔てられることのない自由で公正な「共生社会」の実現>を目的に2020年2月に発足した。今年8月に […]

志村季世恵(ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事)<後編>「人と人とを繋げる使命」

二宮清純: 2009年3月、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(DJS)は東京・外苑前に「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(DID)の会場を常設しました。その後、東京・竹芝に場所を移し、2020年8月、ダイアロ […]

志村季世恵(ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事)<前編>「“シンデレラ”にしてはいけない」

 一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(DJS)は、1999年11月に日本で初開催し、以来約23年間にわたりロングランを続けているエンターテインメントプログラム「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(DID)の主宰団 […]

斎藤利之(全日本知的障がい者スポーツ協会会長)<後編>「障がいのある人が夢を持てる社会に」

伊藤数子: 斎藤さんは学生時代からバスケットボールをやってこられて、早稲田大学の男女バスケットボール部のコーチも務められました。知的障がい者スポーツに関わるきっかけは?斎藤利之: 兄です。兄が勤めている会社が知的障がい者 […]

斎藤利之(全日本知的障がい者スポーツ協会会長)<前編>「全競技でエントリーを」

 一般社団法人全日本知的障がい者スポーツ協会(ANiSA)は、日本の知的障がい者スポーツ団体を統括し、それらと連係・協力しながら<「知的障がい」に対する正しい理解を促進し、共生社会の実現に向け>スポーツ振興に努めている。 […]

Back to TOP TOP