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二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

小出監督とQちゃんの師弟愛<中編>

 コンディションづくりに加え練習法にも問題があったのか。「要するに自己流の練習をやっていたということだよ」<この原稿は『月刊現代』(講談社)2008年5月号に掲載されたものです> 小出はさらに声のトー
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二宮清純「唯我独論」

第899回「スランプはもがくもの」苦闘カープ田中に鉄人の言葉

 自らの背丈にも満たない打率をスコアボードで目にするのは気持ちのいいものではないだろう。1割6分9厘(5月13日現在)。広島・田中広輔の打率である。 リーグ2連覇を達成した2017年には2割9分をマー
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二宮清純「スポーツのツボ」

第153回 マラソンの名伯楽小出義雄の先見力

 30年続いた平成は、スポーツの現場においては女子マラソンが躍進をとげた時代だった。 それを牽引したのが、この3月限りで第一線から退いた小出義雄である。 門下生にはそうそうたる顔ぶれが並ぶ。92年(平
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二宮清純「唯我独論」

第898回「秘境」群馬援軍に令和ラグビーも「翔んで埼玉」

 そこまで世情にうといタイプだとは思っていなかったが「ディスる」という言葉を知ったのは、恥ずかしながらここ最近である。聞けばディスリスペクトの派生語で、相手を侮辱したり、軽蔑したりすることを意味する表
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二宮清純「プロ野球の時間」

第673回 もう1つのプロ野球を仕切る男

 北陸・信越から北関東、東北、近畿を地盤とする「ベースボールチャレンジリーグ(BCリーグ)」は、日本で最大のプロ野球独立リーグである。 2007年に四国アイランドリーグ(現・四国アイランドリーグPlu
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二宮清純「唯我独論」

第897回 100年先見据えた令和のスポーツ界に

 平成のうちに書いておいた原稿が令和元日の紙面を飾る。その紙面をながめるのもまた乙なものだ。 スポーツにとって平成とはどういう時代だったか。スポーツ中継視聴率ランキングが、それを端的に示している。ベス
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二宮清純「唯我独論」

小出義雄追悼文 アスリート・ファーストを最も早く実行した指導者だった ~二宮清純特別寄稿~

「褒める時は無責任でいい。ただ叱る時には責任がいるぞ」。在りし日の小出義雄の言葉をかみしめながら、この追悼文をつづっている。 名伯楽とはこの人のためにあるような言葉だった。スパルタ指導が当たり前の時代
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二宮清純「唯我独論」

第896回 カープ女子の“はしり”だった作詞家・有馬三恵子さん

 昭和の球場のヤジには下品なものが多かった。だが下品だからといって、それが必ずしも悪いものだとは限らない。中には“ザブトン一枚”と思わずヒザを打ちたくなるようなものもあり、今にして思えばあれはあれでち
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二宮清純「スポーツのツボ」

第152回 「角界の新人類」双羽黒、55歳で死去

 この2月、55歳の若さで死去した第60代横綱・双羽黒の北尾光司さんには、ヒールのイメージが付きまとう。 1987年の九州場所後、立浪親方と対立した挙句、部屋を飛び出し、廃業に追い込まれてしまったから
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