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二宮清純「唯我独論」

第916回 パ・リーグを東映を愛した安部譲二さん

 2日、急性肺炎のため死去した作家の安部譲二さんとは、プロ野球や競馬、ボクシングをテーマに何度かお話する機会があったが、いつ会っても、その引き出しの多さと話の面白さに圧倒されたものである。しかも、ドス
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二宮清純「スポーツのツボ」

第161回 武豊いわく「世界で一番強い馬」(ディープインパクト)

 馬の17歳は、人間なら50代前半にあたるという。 無敗のクラシック3冠を含む中央競馬G1最多タイの7勝をあげたディープインパクトが7月30日、旅立った。 7月2日に首と腰の状態が悪化したディープは2
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二宮清純「唯我独論」

第915回 極端から極端へ……中庸の精神で

 たかだか59年と7カ月しか生きていない分際で言うのも何だが、この国では昨日までの論調が一夜にして変わることが少なくない。振り子が右から左へ、あるいは左から右へと極端に振れるのだ。 3年前に他界した昭
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二宮清純「プロ野球の時間」

第681回 広島・緒方監督 ビンタの後始末

 広島・緒方孝市監督が緩慢なプレーをした野間峻祥に複数回ビンタを見舞い、球団から厳重注意を受けた一件は大きな話題を呼んだ。 何人かのOBと話をしたが「暴力はいかん」という者はひとりもいなかった。「あの
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二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

28歳の砂まみれの青春(森長正樹)<後編>

 走り幅跳びは100メートルや200メートルに代表されるスプリント競技よりも、技術の介在する余地が大きい。身体能力で劣る日本人が黒人系の選手に迫るには、技術を極限まで磨き上げるしかない。<この原稿は2
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二宮清純「唯我独論」

第914回 ラグビーW杯選手たちを奮い立たせる国歌

 国家なくして国歌は成立せず、国歌なくして国家は威厳と求心力を持ち得ない。 来月20日に開幕するラグビーW杯日本大会には20の国と地域が参加する。試合前には両チームの国歌がスタジアムに流れる。それに注
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二宮清純「スポーツのツボ」

第160回 高校野球の危機、部員減少と格差

 右肩下がりとは、このことだ。日本高校野球連盟の統計によると、参加校数、部員数ともに減少の一途をたどっている。 硬式野球部は05年度の4253校をピークに減り続け、今年度は3957校。14年度、17万
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二宮清純「唯我独論」

第913回 球技にとって”パーフェクト”な8月21日

 80年を超えるプロ野球の歴史で、完全試合は15回しか記録されていない。最後の達成者は元巨人の槙原寛己。1994年5月18日、福岡ドームでの広島戦だ。21世紀に入ってからは1回もない。 統計的に言えば
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二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

28歳の砂まみれの青春(森長正樹)<前編>

 27年間、破られなかった走り幅跳びの日本記録が17日、アスリート・ナイト・ゲームズ・イン福井で2度も破られた。1992年に森長正樹が出した従来の記録8メートル25を橋岡優輝(日大)が1回目で7センチ
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