福岡県北九州市で生まれた垣田真穂(早稲田大学自転車部&チーム楽天Kドリームス)。その名前は両親の祖父から漢字1字ずつを取って付けられた。また「穂」については女子サッカー界のレジェンドにも由来しているという。ちなみに垣田 […]
自転車競技には大きく分けて8つの種目がある。そのうちオリンピック種目はロードレース、トラックレース、マウンテンバイク、BMXの4つだ。パリオリンピックにトラック日本代表として出場した垣田真穂(早稲田大学自転車部2年/& […]
帝京大学駅伝競走部4年生の岩佐壱誠は徳島科学技術高校、通称科技校の電気コースを選択していた。このコースを選択した理由は「就職率が高いから」だった。ところが高校2年の冬、進路を「就職」から「大学進学」に変更する。きっかけ […]
帝京大学駅伝競走部4年生の岩佐壱誠は中学時代、剣道部に属しながら駅伝大会前に結成される期間限定の部活に招集されていた。中学2年の冬に開催された徳島駅伝16郡市という郡市対抗戦を走った。その走りを見た徳島技術科学高校の陸 […]
帝京大学駅伝競走部に所属する4年生の岩佐壱誠は、徳島県那賀町で生まれ育った。この町は高の瀬峡という峡谷や大釜の滝、大轟の滝など景勝地がある。大自然の地に岩佐は生を受けた。 (2019年5月の […]
帝京大学駅伝競走部は1999年に創部された。部の歴史は浅いが正月の風物詩と言われる箱根駅伝の常連校である。同駅伝での最高順位は第76回大会と第89回大会で記録した総合4位。2005年11月に就任した中野孝行監督の指導の […]
2022年春、天羽進亮(あもう・しんすけ)は高校卒業後、生まれ育った徳島県吉野川市を離れ、埼玉県川越市に寮・練習場を置く関東大学ラグビーリーグ1部の東洋大学に進んだ。「2部にいた頃から観ていましたが、みんな身体を張るチ […]
「稲さんの話を聞いて、すごく興味が湧いた」 天羽進亮(あもう・しんすけ)は、小学5年生から中学卒業まで続けていたサッカーからラグビーに転向した理由を語った。彼の呼ぶ「稲さん」とは徳島県立城東高校ラグビー部のS&Cコーチ […]
2003年春、天羽進亮(あもう・しんすけ)は徳島県吉野川市の天羽家の第3子として生を授かった。父・誠二はラガーマン。天羽の5歳上の姉(長女)はラグビー日本代表のエンブレムに因んで「桜子」、3歳上の姉(次女)は高校ラグビ […]
ラグビーの司令塔と言えば、「10」を背負うスタンドオフ(SO)が想起されるだろう。パス、ラン、キックのスキルを駆使し、チームのアタックを司る花形ポジションと言ってもいい。「やっぱり僕はタックルが好き」。全国大学選手権2 […]
徳島ヴォルティスのユース昇格のオファーを蹴った郡絋平は、地元の強豪校である徳島市立高校への進学を考える。実家から通えるため、両親も一安心……、と思いきや、そう易々と話は進まなかった。 <2017年6月の原 […]
郡紘平は小学生の頃から四国のトレセンに選ばれていた。小学校卒業後の進路を徳島ヴォルティスジュニアユースに定めた。郡は四国の精鋭に選ばれるほどの実力の持ち主。Jリーグの下部組織に進むのは当たり前と言えば当たり前である。兄 […]
郡紘平は徳島県徳島市で生まれ育った。3歳上の兄と遊ぶ活発な少年だった。郡の幼少期を父・寛之はこう述懐する。 「兄が小学校にあがったくらいの時に鉄棒の練習をしていたんです。すると隣で簡単そうに紘平ができてし […]
関東大学サッカーリーグ1部の専修大学サッカー部には、徳島県徳島市から上京して来た“クラッキ”がいる。今春、同大学に入学したばかりのMF郡絋平だ。1年生ながら、Aチームに身を置き、リーグ戦デビューもすでに果たしている。専 […]
2024年春、日本体育大学4年となった石川とわ。ビーチバレーボール部では最上級生となり、この年の全日本ビーチバレー大学選手権(全日本インカレ)優勝に懸けていた。“最後のインカレ”ということもあるが、それ以上に競技人生の […]
2019年春、愛媛県立三島高校に進学した石川とわは、ビーチバレーボールに出合う。きっかけは高校の顧問からの打診だった。体験会からスタートしたビーチバレー。インドアのバレーボールとアウトドアのビーチバレーは似て非なるもの […]
愛媛県四国中央市で生まれ育った石川とわは、幼少期、様々な習い事をした。水泳、ピアノ、琴、習字、バレエ、ダンス――。そのどれもがビーチバレーボール選手としての能力に繋がっているという。石川は「水泳が肺活量、ピアノや習字が […]
緑に囲まれた神奈川県横浜市青葉区にある日本体育大学健志台キャンパス内に、異質な空間がある。敷地内に海はないが、専用のビーチバレーボールコートが存在する。言うまでもなく日体大のビーチバレーボール部の練習拠点。同大4年の石 […]
宇山賢は香川県立高松北高校へ進学した。高校ではフルーレを主戦にしつつ、エペにも取り組んだ。ルールが違えば、種目の特性も異なる。エペを始めた頃を、宇山はこう振り返る。 (2017年4月の原稿を再掲載していま […]
香川県立高松北中学・高校にはフェンシング部がある。宇山賢が中学生だった当時、比較的フェンシングが盛んな四国でも、中学でフェンシング部が存在するのは非常に珍しかった。2つ上の兄は一足先に高松北中学のフェンシング部で汗を流 […]
宇山賢は、25歳とは思えないほど落ち着きがあり、紳士的だ。幼少期、彼はどんな少年だったのか。本人に問うと、「僕が子供の頃、カードゲームが流行っていました。限定カードや価値が高いカードがどうしても欲しかった。手に入れるま […]
高松市は香川県の中央に位置する四国の経済都市である。降水量も少なく、年間を通して温暖な気候だ。 (2017年4月の原稿を再掲載しています) この土地で生まれ育った宇山賢はフェンシング・エペ […]
「初めて見たのは高校2年生の時。“上手なセッターがいるなぁ。こういう子が来てくれたらウチも強くなるかなぁ”と思っていました」 そう五頭寛大(ごとう・かんだい)について語るのは、びわこ成蹊スポーツ大学バレーボール部監督の […]
2019年春、五頭寛大(ごとう・かんだい)は生まれ育った愛媛県を離れ、「日本一」を目指して京都の東山高校に進学した。多くの運動部が全国レベルの同校はバレーボール部も強豪として知られている。 五頭は愛媛県 […]
東京グレートベアーズ(東京GB)の五頭寛大(ごとう・かんだい)は2003年1月25日、愛媛県松山市に生まれた。「外で遊ぶタイプで、家にあまりいませんでした」。五頭曰く「田んぼと海が近くにありました」という長閑なまちで、 […]