9月から2010年南アW杯アジア最終予選を戦う日本代表が、最終予選直前に国際親善試合を行うことが11日、発表された。「キリンチャレンジカップ2008」と銘打ち、8月20日(水)に南米のウルグアイ代表と札幌ドームで対戦する。
(写真:左から川淵キャプテン、斎藤キリンビバレッジ代表取締役社長、岡田日本代表監督)
 W杯最終予選に向けた最初で最後のテストマッチは、南米の古豪との対戦が組まれた。会見に出席した岡田武史監督は「非常に重要な試合になる。最終予選直前の大切な時期に、強い相手と対戦できることは嬉しい。ここで勝ってバーレーンに向かいたい」と語った。

 対戦するウルグアイ代表は現在、W杯南米予選でブラジルと勝ち点1差の6位。FIFAランキング22位で、日本(34位)より上に位置している。過去の対戦成績は1勝1敗1分け。最近では03年に親善試合を行い、2−2で引き分けている。

 会見には、明日、会長職を退任する川淵三郎キャプテンも姿をみせ、「このような場所で記者会見をするのは、今回で最後になる。今後もこの場で多くのことを発信できる協会であってほしい」と挨拶した。

 日本代表は7月28日から30日まで短期間の合宿を行い、この試合に臨む。

<キリンチャレンジカップ2008>
◇8月20日(水)
日本代表 × ウルグアイ代表   19:20キックオフ
札幌ドーム