23日、フランスでトゥーロン国際大会が開幕し、U-23日本代表はグループリーグの初戦でロンドン五輪には出場しない同トルコ代表と対戦した。通常とは違う40分ハーフで行われた試合は、日本が細かいパスワークから攻撃を組み立てる。しかし、シュートに持ち込もうとした時にパスミスが目立ち、決定機には至らない。ともに決め手を欠き、スコアレスで前半を折り返した。先制したい日本だが、後半17分、FKからオウンゴールで先制を許す。その後、FW高木善朗(ユトレヒト)やFW指宿洋史(セビージャ・アトレティコ)ら海外組を投入して巻き返しを図る。しかし、34分、前がかりになったところをカウンターで狙われて失点。結局、ゴールを奪うことはできず、0−2で“仮想五輪”の初戦は完敗に終わった。
 欧州組起用も連係不足露呈(イエール)
U-23日本代表 0−2 U-23トルコ代表
【得点】
[ト] オウンゴール(57分)、エレン(74分)

 Aグループの日本は、25日にU-23オランダ代表、27日に同エジプト代表と対戦し、各組2位以上が準決勝に進出する。
※試合日はいずれも現地時間