本日、久方ぶりにテニススクールに行ってきました。前回(いつかも覚えていません……)以来、テニスはもちろん、ジョギングも何もしていなかったため、わずか1時間半テニスをやっただけで、両足に疲れが生じてしまいました。情けないです……。今、私の両足の裏にはつめた〜いヒンヤリとした白い物体が貼られております。しかし!! これがとっても大事なのです。ちょっとでも体に疲労が生じたら、足の裏に湿布を貼ってみてください。翌日には復活です! その前に定期的に運動すればいいだけのことなのですが。
 さて、スポーツはやるだけでなく、観るのも大好きな私。GWの3、4日にはbjリーグのプレイオフに行って来ました。やっぱり、生はいいですね。小学、中学生時代にバスケットボール部だったこともあり、プロの美技に魅了させられっぱなしの2日間でした。

 大阪エヴェッサの3連覇達成。準優勝とはいえ東京アパッチは昨季の最下位から見事復活! また3位の仙台89ERSのブースターとの一体感は圧巻でした。そして、新規参入ながらワイルドカードゲームで高松ファイブアローズを破り、プレイオフ進出を果たしたライジング福岡。実は私が最も注目、楽しみにしていたのがこの福岡でした。

 オールコートでのマンツーマンディフェンス、速いパス回しからの3P……。とにかく最後まで全員の足が止まることなく動き回るのです。そして、最大の魅力はスチール王のFマイケル・パーカー、2位のGマイケル・ガーデナーの両選手を代表とするスチールの多さです。

 特に身長182センチとバスケットボール界では小さなガーデナー選手は、200センチ以上の大男がリバウンドを取ってホッとした瞬間や、相手のGがドリブルで自陣に持ち込もうとしている時、サッいとも簡単にボールを奪ってしまうんです。その動きといったら、まるで獲物を狙ったライオンとでも言うのでしょうか。加えて3Pの正確性、素早いドリブルで大男の中にスッと入りこみ、シュートを決めてしまう俊敏さ……。バスケットボール部員だった中学時代、私がやりたくても、なかなかやれなかったプレーばかりで、惚れ惚れとしてしまいました。

 そして、動き回る福岡のチームプレーはバスケットボールに青春をかけていた村立K中学のバスケ部のみんなと目指していたバスケットそのもの。そのため、福岡のプレーを観ていると、懐かしさと「今度は何をやってくれるんだろう」というワクワク感がわいてきました。4位という結果に終わりましたが、大阪、東京、仙台とともにバスケットの魅力を十分に見せてくれました。

 bjリーグは来シーズン、滋賀レイクスターズと浜松・東三河フェニックスの2チームが新規参入し、12チームとなります。既存のチームも選手が入れ替わり、新たなスタイルを築いていくことでしょう。果たして、どのチームがどのような魅力をブースターに見せてくれるのでしょうか。今から開幕が非常に楽しみです! 皆さんも、ぜひbjリーグを生で観てみてください。プロの技に魅せられること、間違いなしです!

(K村立K中学バスケットボール部OB、H.S.)
◎バックナンバーはこちらから