ハンドボール男子の北京五輪世界最終予選最終日は6月1日、クロアチア・ザダルなどで行われ、1勝1敗で最終のロシア戦に挑んだ日本は、31−44で敗れ、20年ぶりの五輪出場権獲得はならなかった。
 日本は序盤こそシドニー五輪金メダル、アテネ五輪銅メダルのロシアを相手に互角に対抗するなど健闘したが、パワー、高さともに上回るロシアとの実力差を縮めることはできなかった。
 北京五輪最終予選は12チームを3組に分けて行われ、各組上位2チームが五輪出場権を獲得。日本が出場した3組では2連勝したアテネ五輪金メダルのクロアチアと、2勝1敗の同銅メダルのロシアが出場を決めた。

ロシア 44−31 日本
   (前半19−13)