3月27日(金)

高校野球 
◇2回戦
 報徳、18安打の猛攻で19年ぶりに8強入り
報徳学園(兵庫)  15 = 121213041
今治西(愛媛)    2 = 001000100
【本塁打】(報)平本2
 初回、2死一、三塁から4番・西郷遼平(3年)の犠飛で1点を先制した報徳学園は、これで勢いに乗った。2回表には8番・平本龍太郎(3年)に一発が出て2点を追加、さらに3回以降も毎回得点を重ね、6回まで10得点を奪った。
 そして9回表には報徳学園に大記録が誕生した。5打数5安打と大当たりの平本が6打席目に、この日2本目の本塁打をレフトスタンドへ運んだ。これで平本は大会史上3人目となる最多安打タイ6安打、さらに16塁打は大会新記録をマークし、歴史的偉業を成し遂げた。最後まで攻撃の手を緩めず、18安打の猛攻で大勝した報徳学園は1985年以来となるベスト8進出を果たした。

 倉敷工の猛追かわし、中京が8強一番乗り
中京大中京(愛知) 6 = 230100000
倉敷工(岡山)    5 = 010004000

 序盤、制球の定まらない倉敷工エースの山崎主記(3年)を攻め立て、2回までに中京大中京が早くも5点を挙げる。4回表にも1点を追加し、このまま中京ペースで進むかと思われたが、中盤に倉敷工が反撃に出た。
 6回裏、中京の守備の乱れを突いて1点を返すと、こ5番・日下太希(3年)の犠飛、さらに山形、7番・山崎の連続タイムリーで2点を追加。この回一挙に4点を奪った倉敷工は、わずか1点差に迫った。しかし、反撃もここまで。
 終盤、なんとか1点差を死守した中京はベスト8進出一番乗りを決め、全国最多の春夏通算勝利数を122に更新した。

◇1回戦
 21世紀枠・利府、17安打の猛攻で大勝
利府(宮城)   10 = 111520000
掛川西(静岡)  4 = 000000121
【本塁打】(掛)内山、江塚

 初回、利府は先頭打者の遠藤聖拓(3年)がセンター前安打で出塁すると、2番・藤原昂哉(2年)がセオリー通りに犠打でランナーをスコアリングポジションに進めた。3番・馬場康治郎(3年)のセカンドゴロの間に遠藤が三進すると、4番・湯村拓(3年)が二塁打となる先制タイムリーを放った。
 2、3回にも1点ずつを挙げた利府は、4回表、ビックイニングを迎える。まず無死一、三塁から遠藤のタイムリーで1点を加えると、なおも1死満塁と絶好のチャンスを得た。ここで湯村が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、一挙3点を挙げた。さらにこの回、1点を加えた利府は5回にも2点を加え、10点とリードをさらに広げた。
 終盤に入ると、掛川西も本塁打などで追いすがるも、序盤の失点が大きく響き、初戦敗退。初出場とは思えないハツラツとしたプレーを披露し、17安打の猛攻を見せた利府が2回戦に進出した。

【3月28日(2回戦)の試合日程】
第1試合
清峰(長崎) ― 福知山成美(京都)
第2試合
開星(島根) ― 箕島(和歌山)
第3試合
PL学園(大阪) ― 南陽工(山口)


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