東京シティ競馬(TCK)の呼称で知られる大井競馬場では、東京の夜を彩るトゥインクルレースが開催中です。7月19日(日)から24日(金)までの6日間の開催は「サンタアニタウィーク」と称して、TCKと友好交流提携を結んでいるアメリカ西海岸のサンタアニタ競馬場との交流を記念したイベントを開催中です。また、22日(水)には夏の名物ハンデ戦サンタアニタトロフィー(S?、1600m)が行なわれます。TCKではスローガン『走れ、ドラマ。TCK』を掲げ、競馬にまつわるドラマにスポットをあてています。TCKコメンテーターに当HP編集長・二宮清純が就任し、砂上で繰り広げられる様々な物語や競馬の持つ魅力をお伝えしています。

 22日(水)のメインレースは第30回サンタアニタトロフィーです。フルゲートの16頭に集結した各馬は52.0kgから57.0kgの重量を背負い、このレースに臨みます。果たしてレースを制するのはハンデの重い実績馬なのか、それともこのレースをステップとして今後の飛躍を誓う軽ハンデ馬なのか。どの馬にもチャンスが与えられるレース、それがハンディキャップ競走です。

 95年からTCKと友好交流提携を結んでいるサンタアニタ競馬場は、競馬大国・アメリカでも屈指の名門競馬場です。サンタアニタは数多くの名勝負の舞台としても知られ、ドラマチックな競走生活を描いた小説が話題となり映画化された名馬・シービスケットが活躍した場所でもあります。

 日本の競馬ファンにとっては、種牡馬として革命を起こしたサンデーサイレンスのデビューの地といったほうが身近に感じるかもしれません。同馬にとって、初G?勝利もサンタアニタで行なわれたサンタアニタダービーでした。この時、彼が2着馬につけた差はなんと11馬身。後に世界を驚かせる名種牡馬となったサンデーサイレンスにとって偉大な一歩を踏み出した思い出の競馬場と言えるでしょう。

 TCKホームページでは『二宮清純責任編集 TCKドラママガジン』を発行し、好評配信中です。トゥインクルレースで行われる重賞レースを編集長の視点から綴っていく“TCKドラマコラム”や、主要な重賞レースを独自の切り口から分析する“重賞千里眼”(サンタアニタトロフィーの予想を本日公開)、競馬のプロフェッショナルたちと熱い競馬談義を交わす“ガチンコ対談”(TCKリーディングジョッキー・戸崎圭太騎手との対談を公開中)など、様々なコンテンツを展開しています。

 競馬場内で開催されているイベント、サンタアニタウィークではサンタアニタ競馬場のグッズや本場のホットドックなどが販売され、友好記念週間を華やかに賑わせています。アメリカ西海岸の香りが漂う期間限定のTCKトゥインクルレースへ是非、ご来場ください。

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【7月開催日程】
7月19日(日)〜24日(金) 開門14:30、最終レース発走20:50
【7月重賞日程】
7月22日(水) サンタアニタトロフィー(S?) 20:15発走