19日(現地時間)、ノルディックスキー・ジャンプラージヒル予選、クロスカントリー女子パシュート、フィギュアスケートアイスダンス・コンパルソリーなどが行なわれた。ウィスラー五輪公園で行なわれたジャンプラージヒルでは葛西紀明(土屋ホーム)が142.5メートルをマークし、トップで予選を通過。その葛西を含めた日本勢4人全員が決勝進出を決めた。
 今季W杯の成績トップ10を除く51人で争われたラージヒル予選。上位40人が決勝進出することができる。その中で最も飛距離を伸ばしたのが五輪6大会連続出場の37歳、葛西だった。葛西はヒルサイズを超える大ジャンプ。着地でバランスを崩し、テレマークをつけることができなかったが、それを補うには十分の飛距離をマークした。

 ノーマルヒルでは日本勢最高の15位だった伊東大貴(雪印)も139.5メートルを飛んで葛西に告ぐ2位で予選を通過。そのほか、五輪初出場の栃本翔平(雪印)、竹内択(北野建設)もそれぞれ130.5メートル、129.5メートルをマークし、決勝進出を果たした。

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