3月21日(日)
◇パ・リーグ
松田、決勝弾!(ソフトバンク2勝0敗、札幌ドーム)
福岡ソフトバンク 2 = 00000010001
北海道日本ハム 1 = 00100000000 (延長11回)
勝利投手 ファルケンボーグ(1勝0敗)
敗戦投手 武田久(0勝1敗)
セーブ 馬原(2S)
本塁打 (ソ)松田1号ソロ
(日)金子誠1号ソロ
大松、同点打&決勝ソロ(ロッテ1勝1敗、西武ドーム)
千葉ロッテ 2 = 000100100
埼玉西武 1 = 010000000
勝利投手 渡辺俊(1勝0敗)
敗戦投手 帆足(0勝1敗)
セーブ 薮田(1S)
本塁打 (ロ)大松1号ソロ
楽天、小山の暴投でサヨナラ負け(オリックス2勝0敗、京セラドーム)
東北楽天 4 = 000103000
オリックス 5 = 002000012×
勝利投手 香月(1勝0敗)
敗戦投手 福盛(0勝1敗)
本塁打 (楽)リンデン1号3ラン
(オ)カブレラ1号2ラン、後藤1号ソロ
【Jリーグ】
序盤と終盤で得点上げ危なげなく勝利(瑞穂陸)
名古屋グランパス 2−0 ジュビロ磐田
【得点】
[名古屋]ブルザノビッチ(1分)、ケネディ(88分)
セットプレーから追いつきホームでドロー(NDスタ)
モンテディオ山形 1−1 浦和レッズ
【得点】
[山形]宮沢克行(58分)
[浦和]エジミウソン(30分)
【高校野球】
◇1回戦
敦賀気比、逆転勝ちで12年ぶりの白星
天理(奈良) 4 = 201000001
敦賀気比(福井) 7 = 00010501×
前半は天理が流れをつかんだ。初回、2死二塁から4番・安田紘規(3年)、5番・内野聡(3年)と連続タイムリーが出て、2点を先制さらに3回表にも1点を追加した天理は、投げては左腕エース沼田優雅(3年)が3回まで1安打に抑える好投を披露し、試合の主導権を握った。
しかし、中盤以降、敦賀気比の反撃が始まる。4回裏、ヒットと相手エラーでまずは1点を返した。そして6回裏、相手のエラーも絡め、一気に同点に追いつく。さらに上位打線にも連打が出て、逆転に成功。この回5点を奪い、3点をリードした。敦賀気比は8回裏にも1点を追加し、4点リードで最終回を迎えた。ここで力投を続けてきた高原悠介(3年)が連打を打たれ、1点を返される。ようやく1死をとるも、ここで2番手・桾沢翔太(3年)にマウンドを譲った。その桾沢が2死ながら四死球で自ら満塁のピンチをつくる。しかし、強打者の安田をカウント2−2と追い込むと、桾沢は最後は外角低めいっぱいにスライダーを決め、見逃し三振に切ってとった。
エース五明、2安打完封
嘉手納(沖縄) 0 = 000000000
花咲徳栄(埼玉) 4 = 01000021×
本塁打 (花)橋本
先制したのは2回裏。1死満塁から9番・英勇気(3年)が粘った末に四球押し出しで花咲徳栄が1点をあげる。3回以降も嘉手納のエース池原有(3年)を攻め立てた花咲徳栄打線。しかし、毎回のようにヒットを放つも、なかなか追加点を奪うことができなかった。一方の嘉手納打線も五明を攻略することができず、試合は膠着状態となった。
ようやく試合が動いたのは7回裏。1死一、三塁から3番・木村駿斗(3年)がスクイズを成功させ、花咲徳栄が1点を追加した。さらに4番・戸塚瞬(3年)のタイムリーで3点目をあげる。続く8回裏には代わったばかりの嘉手納2番手・山城星也(3年)に対し、橋本が今大会1号となるホームランを放ち、その差を4点に広げた。投げては五明が最後まで崩れなかった。8回まで2安打に抑える完璧なピッチングを披露。最終回、先頭打者を内野ゴロに仕留めると、続く2人の打者を連続で三振に切ってとった。2回戦では敦賀気比(福井)と対戦する。
日大三、先発全員安打の猛攻で大勝
山形中央 4 = 200020000
日大三(東京) 14 = 02202143×
本塁打 (日)平岩、吉沢
試合は序盤から打撃戦となった。初回、21世紀枠で選抜された初出場の山形中央が5番・縄侃(3年)のタイムリー三塁打で2点を先制した。一方、強打が自慢の日大三もすかさず反撃に出る。2回裏、長打3本で一気に同点とすると、3回裏には3番・平岩拓路(3年)が2ランを放ち、2点のリードを奪った。5回表、山形中央も負けじと2点を挙げ、試合を振り出しに戻すと、その裏、日大三が再び2点をリードした。
6回裏にも1点を追加した日大三は、7回裏には打者8人の猛攻で一挙4点を奪い、リードを7点に広げる。山形中央も8回表には1死満塁と絶好のチャンスをつかむも、後続が続かず。結局、1点も返すことができなかった。逆にその裏、日大三はホームランを含む4連打で3点を追加。先発全員安打となる20安打の猛攻を見せた日大三が14得点を挙げ、大勝した。