6日(現地時間)、カタール・ドーハでアジアサッカー連盟(AFC)総会が行われ、国際サッカー連盟(FIFA)理事に立候補していた田嶋幸三日本サッカー連盟(JFA)副会長が落選した。この結果、定年を迎える小倉純二JFA会長がFIFA理事を退き、日本は9年ぶりにFIFA理事のポストを失うこととなった。
 田嶋副会長を含め4名で2つの理事の座を争った選挙で、副会長はタイとスリランカの候補者に敗れた。FIFA理事はW杯開催地決定の投票権を持つ上、世界に24名しかおらずサッカー界における重要な役割を担う。過去には村田忠男氏、川淵三郎氏が挑戦するも当選は叶わず、02年に現職の小倉氏が選出され、33年ぶりに理事の枠を確保していた。