7日、男子サッカーロンドン五輪アジア最終予選の組み合わせ抽選会がマレーシアのクアラルンプールのAFCハウスで行われ、日本はサウジアラビア、カタール、ベトナムと同じグループCに入った。
 抽選結果を受けて、U-22日本代表関塚隆監督は「どの国と対戦しても強豪。バーレーンは、今年の2月に遠征で訪れたことが、良いシュミレーションとなる。印象は中東らしい縦に速いチーム。ただ、その時のレベルと今とは違うので、心して戦いたい。シリアを含めて、中東2カ国が入ったので、長丁場となる戦いの中で、改めて対策を考える必要がある。マレーシアは、高温多湿の暑い国。前線にスピードのある選手がいるので、対策を考えておかなければいけない」と、コメントを寄せた。

 最終予選は2次予選を勝ち抜いた12チームが3組に分かれ、ホーム&アウェー方式で対戦。各グループの1位が、ロンドン五輪への出場権を獲得する。また、各グループの2位は3チームでプレーオフを実施し、勝利国がアフリカ予選4位との大陸間プレーオフを行う。このプレーオフに勝利すれば、ロンドン五輪の出場権を得ることとなる。日本は1996年のアトランタ大会から続く5大会連続9度目の出場を目指す。

◇ロンドン五輪アジア最終予選組み合わせ

【グループA】
韓国、カタール、サウジアラビア、オマーン

【グループB】
オーストラリア、イラク、ウズベキスタン、アラブ首長国連邦(UAE)

【グループC】
日本、バーレーン、シリア、マレーシア

◇日本のスケジュール

■第1戦(9月21日)
マレーシア戦(ホーム)

■第2戦(11月23日)
バーレーン戦(アウェー)

■第3戦(11月27日)
シリア戦(ホーム)

■第4戦(2012年2月5日)
シリア戦(アウェー)

■第5戦(2月22日)
マレーシア戦(アウェー)

■第6戦(3月14日)
バーレーン戦(ホーム)