2014年ブラジルW杯に向けた各大陸予選の組み合わせ抽選会が30日、ブラジル・リオデジャネイロで行われ、アジア3次予選で日本代表(FIFAランキング16位)はグループCに入り、ウズベキスタン(同83位)、シリア(同104位)、北朝鮮(同115位)と対戦することが決まった。アジア3次予選は9月にスタートし、ホームアンドアウェー方式のリーグ戦で各組上位2位までが、来年6月からの最終予選に進む。
 前回大会でベスト16入りした日本はアジア2次予選までを免除されており、最新のFIFAランキングで、オーストラリア、韓国、イラン、中国とともにシードされ、これらの国と同組にならないことが決定していた。日本が顔を合わせる各国との対戦成績はウズベキスタンが5勝2分0敗、シリアが7勝1分0敗、北朝鮮が6勝4分5敗。

 北朝鮮とはドイツW杯最終予選で同組に入ったが、観客が暴動を起こしたため、平壌で開催予定だったアウェー戦がタイ・バンコクでの中立国による無観客試合に変更されたことがある。今回、北朝鮮に乗り込んで試合を実施することになれば、22年ぶり。日本は過去、アウェーで北朝鮮に勝利したことが1度もない。南アフリカW杯にも出場した同国との対戦が3次予選のポイントとなりそうだ。