4日、世界陸上(韓国・テグ)の最終日、最終種目として行なわれた男子400メートルリレー決勝で、ジャマイカが37秒04の世界新記録で優勝した。
 第1、第2走者で米国、フランスと競り合ったジャマイカは第3走者、100メートル金メダリストのヨハン・ブレークがトップに立ち、そのままアンカーへ。100メートル、200メートルの世界記録保持者で今大会200メートル金メダリストのウサイン・ボルトが2位に大差をつけてゴールし、2008年北京五輪で同国が記録した37秒10を0.06秒更新。今大会初の世界記録で優勝した。日本は予選で4着に終わり、6大会連続のファイナル進出には至らなかった。

 また、男子マラソンでは堀端宏行(旭化成)の7位入賞を筆頭に、中本健太郎(安川電機)が10位、川内優輝(埼玉県庁)が18位に入り、上位3人の合計タイムで競う団体戦で日本が銀メダルを獲得した。