10日、国際サッカー連盟（FIFA）は「FIFAバロンドール2011」の授賞式をスイス・チューリヒで行い、女子年間最優秀選手に日本代表の澤穂希（INAC神戸）を選出したと発表した。アジア人のFIFA年間最優秀賞の受賞は男女を通じて初の快挙となった。澤は昨年に行われた女子ドイツＷ杯でキャプテンとして日本を優勝に導き、得点王とMVPに輝いた。また、女子日本代表の佐々木則夫監督がFIFA女子最優秀監督を受賞。さらにFIFA年間フェアプレー賞に日本サッカー協会が選ばれた。
男子部門ではアルゼンチン代表リオネル・メッシ（バルセロナ）が３年連続で年間最優秀選手に選ばれた。３年連続でのバロンドール（※旧欧州最優秀選手賞含む）はミシェル・プラティニ以来史上２人目、通算３度目の受賞はヨハン・クライフ、マルコ・ファンバステンを含めて史上４人目となる。
○FIFA女子年間最優秀選手賞
澤穂希(INAC神戸レオネッサ)
○FIFA女子年間最優秀監督賞
佐々木則夫(女子日本代表)
○FIFAバロンドール(FIFA男子年間最優秀選手賞)
リオネル・メッシ(バルセロナ)
○FIFA男子年間最優秀監督賞
ジョゼップ・グアルディオラ(バルセロナ)
○FIFAプスカシュ賞(年間最優秀ゴール賞)
ネイマール(サントス)
※11年7月27日、ブラジル全国選手権第12節、サントスvsフラメンゴ戦の前半26分のゴール
○FIFA年間フェアプレー賞
日本サッカー協会