大王製紙株式会社のエリエール公式サイト内にて、二宮清純が月1回、アスリートゲストをお招きする対談コーナー「やさしさに包まれて」が好評配信中です。このコーナーでは、各競技からアスリート、元アスリートをお招きし、それぞれのスポーツの魅力を伺いながら、戦いの日々の中でホッと“やさしく”なれる瞬間についてインタビューしていきます。前回のプロサッカー選手の中澤佑二さんに続くゲストは、1992年のバルセロナ五輪柔道男子72キロ級金メダリストの古賀稔彦さんです。現在、対談第1回「柔道は金メダル5個!」を配信中です。

 当サイトでは対談の一部を特別にご紹介します。
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二宮: いよいよロンドン五輪が27日に開幕します。数多くのメダルが期待される柔道は翌28日から。古賀さんの日本柔道のメダル予想は?
古賀: 女子はほとんどの選手がメダルに絡むんじゃないですかね。金メダルを全階級が獲ってもおかしくない。48キロ級の福見友子選手、52キロ級の中村美里選手、57キロ級の松本薫選手、63キロ級の上野順恵選手の4選手の上位は堅いでしょう。70キロ級、78キロ級にも十分可能性はありますね。少なくとも3階級は金を獲るんじゃないでしょうか。

二宮: では、男子は?
古賀: 男子は現在、どこの国のレベルも均衡しています。だから日本人選手は、優勝してもおかしくないし、1回戦負けもあり得るという状況ですね。

二宮: 心配なのは重量級です。国際大会でも早々と敗退したり、国内の代表選考でも有力視されていた選手が途中で足元をすくわれたりと心もとない印象が否めません。
古賀: 確かに戦い方を見ていると、不安定ですよね。

二宮: 男子が世界でなかなか勝てない要因はどこにあると感じますか?
古賀: いろいろありますが、最終的には気力と根性の問題かもしれません。何の裏付けもありませんけどね(笑)。個人的な意見ですが、おそらく女子は出産することもあって気力と根性が備わっているように思うんですよ。でも男子には先天的に気力と根性がないんじゃないかと(笑)。

二宮: ということは男女合わせた金メダル数は?
古賀: 前回大会が4つですから、それは最低でも上回ってほしい。5つは獲ってほしいですね。

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 各ゲストとの対談は全4回に渡って更新します。更新は原則として毎週月曜日です。古賀さんとの対談第2回は9日に更新します。どうぞお楽しみに!