11月14日(水)

アマチュア野球
 秋の高校・大学ナンバーワンを決める第38回明治神宮野球大会は14日、それぞれ決勝戦が行われ、大学の部では東洋大(東都)が大学・社会人ドラフトの目玉、エース・大場翔太(4年)の快投もあり、早稲田大(東京六)を2−0で下して初優勝を飾った。
 被安打2、10奪三振。前日の準決勝(上武大)に続く2ケタ奪三振の完封劇で大場は大学最後のマウンドを締めくくった。
 試合は早大の先発、斎藤佑樹(1年)との投げ合いで始まった。互いに3連投となる対決は一歩も譲らない展開。6回までゼロ行進が続く。

 ところが早大ベンチは6回裏の攻撃で、好投していた斎藤に代打を送り、2番手の松下健太(2年)にスイッチ。これが裏目に出た。松下は代わり端、先頭の藤田敏行(4年)にソロアーチを浴び、1点を失う。東洋大は9回にも1点を加え、最後は大場が同じくドラフト候補の早大4番・田中幸長(4年)を空振り三振に切ってとって、優勝の瞬間を迎えた。
 名実ともに大学ナンバーワン投手の称号を得た右腕はどこへいくのか。19日のドラフト会議からますます目が離せなくなりそうだ。

 また高校の部は常葉菊川(静岡)が接戦を制し、横浜(神奈川)を5−4で破って初優勝した。例年、優勝校の所属地区に与えられる来春センバツの「神宮枠」は次回が80回記念大会となるため増枠され、決勝進出を果たした両校の地区(東海地区、関東・東京地区)に設けられる。両地区は1校ずつ出場枠が増え、少なくとも関東・東京から7校、東海から3校が出場できる見込みだ。

 
 なお、携帯サイト「二宮清純.com」では11月19日に行われるNPB「大学生・社会人ドラフト」の特集を更新中です。大場投手をはじめ指名が予想される選手のプロフィールのほか、ドラフト会議の模様をいち早くお届けします。こちらもどうぞ、お楽しみに!

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