10月28日(日)

プロ野球
 日本ハム1勝0敗で迎えた第2戦が28日札幌ドームで行われた。打っては8安打8得点と効率よく得点を奪い、投げては先発の中田賢一が8回を3安打1失点の好投を見せた中日が第1戦の借りを返したかたちで快勝した。
 1勝1敗で本拠地ナゴヤドームに帰りたい中日は、初回から積極的に攻撃をしかけ、日本ハム先発のグリンを攻めたてる。先頭打者の荒木雅博が安打で出塁すると、続く井端弘和への1球目、荒木が二盗に成功する。井端も外角低めに沈むスライダーをうまくバットの先に合わせ、ライト前へ。中日はいきない無死1、3塁と絶好のチャンスを迎えた。森野将彦がセンターへ犠牲フライを放ち、荒木が先制のホームを踏む。

 4回表、再び中日にチャンスが訪れた。1死後、森野、ウッズ、立浪和義が連続四球で出塁し満塁とした。第1戦で川上憲伸がパ・リーグのストライクゾーンに苦戦したのと同じく、セ・リーグの球審の判定に苛立つグリン。中村紀洋にライトフェンス直撃の2点タイムリーを浴び、ここで無念の降板となった。
 さらに代わった吉川光夫が痛恨の押し出し四球で4点目を奪われる。

 一方、中田に対し3回まで無安打に抑えられえていた日本ハム打線。4回裏にセギノールに一発が出て、ようやく1点を返した。
 しかし、6回表には李炳圭、7回表には森野に一発が出て中日がリードを7点に広げた。

 試合はそのまま9回裏へと突入する。第3戦からは敵地でのゲームだけに、少しでもいいかたちで終わらせたい日本ハム。1死から今季限りで引退する田中幸雄が四球で出塁すると、高橋信二が左中間を破る2塁打を放ち、2、3塁とした。

 さらに川島慶三が死球で満塁とするも、後続が続かず。結局、日本ハムは追加点を奪えないまま、ゲームセットとなった。これで1勝1敗となり、第3戦からは戦いの舞台をナゴヤドームに移して行われる。


◇第2戦
 森野、一発を含む3打点!(中日1勝1敗、札幌ドーム)
中日           8 = 100302200
北海道日本ハム    1 = 000100000
勝利投手 中田(1勝0敗)
敗戦投手 グリン(0勝1敗)
本塁打  (中)李1号2ラン、森野1号2ラン
       (日)セギノール2号ソロ

【Jリーグ】

川崎が7ゴール大勝で3連勝
◇10月28日、味スタ
FC東京 0−7 川崎フロンターレ
【得点】
[川崎] 鄭大世(25、29、42分)、箕輪義信(40分)、マギヌン(74分)、寺田周平(79分)、ジュニーニョ(85分)

首位浦和、連勝ストップも連覇に王手
◇10月28日、埼玉ス
浦和レッズ 0−0 名古屋グランパス


格闘技
【HERO′S KOREA 2007】

「HERO′S KOREA 2007」が28日、韓国ソウル・ジャンチュン体育館で開催され、無期限出場停止処分を受けていた秋山成勲(フリー)が10カ月ぶりにリングに復帰、デニス・カーン(アメリカントップチーム)に1R4分45秒KO勝ちした。

<第1試合>
○ポアイ菅沼
(ハワイ/BJ PENN MMA ACADEMY)
1R 3分05秒腕ひしぎ十字固め
×ベルナール・アッカ
(コートジボアール/フリー)

<第2試合>
○中村大介(日本/U-FILE CAMP)
3R 3分09秒腕ひしぎ十字固め
×クォン・アソル(韓国/モッポ・プライド/スピリットMC)

<第3試合>
○ホ・ミンソク(韓国/CMA KOREA/釜山・東天白山ジム)
2R 1分31秒KO
×柴田勝頼(日本/フリー)

<第4試合>
○大山峻護(日本/フリー)
3R 2分42秒レフェリーストップ
×カーロス・ニュートン(カナダ/カナディアン・ウォリアーMMA)

<第5試合>
○キム・デウォン(韓国/CMA KOREA/正進MMA GYM)
2R 0分20秒TKO※ドクターストップ
×マルセロ・ガルシア(ブラジル/フリー)

<第6試合>
○ イ・テヒョン(韓国/フリー)
1R 1分03秒TKO※レフェリーストップ
× 山本宜久(日本/フリー)

<第7試合>
○キム・ミンス(韓国/フリー)
1R 3分46秒TKO※レフェリーストップ
×ミノワマン(日本/フリー)

<第8試合>
○ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
1R 0分36秒TKO※ドクターストップ
×金泰泳(日本/正道会館)

<第9試合>
○ユン・ドンシク(韓国/フリー)
1R 6分12秒腕ひしぎ十字固め
×ファビオ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ アカデミー)

<第10試合>
○秋山成勲(日本/フリー)
1R 4分45秒KO
×デニス・カーン(カナダ/アメリカントップチーム)