ラグビーW杯フランス大会第5日は12日、当地などで1次リーグを行い、B組の日本はフィジーに31−35で惜敗し、2連敗となった。

◇9月12日、1次リーグB組、トゥールーズ
 フィジー代表 35−31 日本代表
 日本は前半にCTB大西(ヤマハ発動機)が3PGを決めるなど、9−10で折り返した。激しい攻め合いとなった後半は、フィジーに3トライを奪われながらも、トンプソン(近鉄)の2トライなどで応戦。
 
 4点を追う展開で終了間際には逆転をかけ、ゴール前で猛攻を仕掛けたが、フィジーの防御を破れず、惜しくも及ばなかった。

 この試合で7点差以内の敗戦に与えられる勝ち点1を得たが、91年大会のジンバブエ戦以来となる16年ぶりのW杯勝利はならず、準々決勝進出は厳しくなった。

 日本は20日の第3戦(カーディフ=英国)でウェールズと対戦する。

 A組では今大会初登場のトンガが米国を25−15で破った。米国は2連敗。C組はイタリアがルーマニアを24−18で下し、1勝1敗とした。

■日本代表 ジョン・カーワンヘッドコーチのコメント
「今日は重要な試合だった。ラインスピードなど日本のスタイルを貫けば競った試合になると思っていた。残念ながら矢富選手が怪我をし、大西選手、ブライス選手がスクラムハーフをやらざるをえない予期せぬ出来事が起こったが、選手たちは上手く対応してくれた。結果は残念だったが、次の2試合に繋げたい」

■日本代表 大西将太郎選手のコメント
「最後までアタックで我慢するということを常に選手は言っていたが、残念ながらトライはとれなかった。日本の歴史にとって大きな試合となるはずだったが、結果が出なかった。しかし、次に繋がる試合だったと思う。残り2試合、頑張りたい」
※箕内拓郎キャプテンがドーピング検査のため、大西選手が会見に出席


日本が全勝で24年ぶり優勝 〜バレーボールアジア女子選手権〜

 タイ・ナコンラチャシマで開催されているバレーボールの第14回アジア女子選手権は最終日の13日、当地で決勝リーグ最終戦が行われ、日本はカザフスタンに3−1(22−25、25−16、25−18、25−16)で逆転勝ちをおさめ、7戦全勝でアジア女王に輝いた。

 日本は1次リーグで韓国、2次リーグでは11連覇を狙った中国を下すなど白星を重ね、負けなしでアジアの頂点に立った。日本の優勝は、第3回大会以来24年ぶり3度目。


プロ野球
◇セ・リーグ
 カープ、連続押し出しで逆転負け(阪神9勝13敗1分、広島)
阪神    5 = 000014000
広島    3 = 000100002
勝利投手 江草(5勝0敗)
敗戦投手 上野(1勝1敗)
本塁打   (阪)金本29号ソロ
       (広)栗原24号2ラン

 エース・川上、1カ月ぶり11勝目(中日11勝12敗、ナゴヤドーム)
横浜    1 = 100000000
中日    4 = 00400000×
勝利投手 川上(11勝8敗)
敗戦投手 秦(1勝2敗)
セーブ   岩瀬(1勝4敗37S)

 石川、6年目でプロ入り初完封(ヤクルト10勝13敗、神宮)
巨人       0 = 000000000
東京ヤクルト  5 = 02021000×
勝利投手 石川(3勝6敗)
敗戦投手 久保(3勝4敗)
本塁打   (ヤ)ガイエル26号ソロ

◇パ・リーグ
 ハム、70勝リーグ1番乗り(日本ハム10勝10敗2分、千葉マリン)
北海道日本ハム 4 = 004000000
千葉ロッテ     1 = 00100000×
勝利投手 金森(2勝0敗)
敗戦投手 小野(5勝9敗)
セーブ   MICHEAL(1勝1敗32S)

 多村、先制打 4投手で完封リレー(ソフトバンク14勝7敗、グッドウィル)
福岡ソフトバンク 1 = 000010000
西武         0 = 000000000 
勝利投手 スタンドリッジ(5勝0敗)
敗戦投手 涌井(16勝9敗)
セーブ   馬原(1勝3敗35S)

 連夜のサヨナラ劇で単独4位浮上(楽天11勝11敗1分、フルスタ宮城)
オリックス      3 = 000210000
東北楽天      4 = 000003001×
勝利投手 小山(3勝1敗13S)
敗戦投手 高木(3勝3敗)
本塁打   (オ)アレン4号2ラン