20日、福岡市内で「日本プロ野球コンベンション2007」が開催され、今シーズン活躍した選手らが表彰を受けた。最優秀選手には小笠原道大(巨人)とダルビッシュ有(北海道日本ハム)が、新人賞には上園啓史(阪神)と田中将大(東北楽天)が選ばれた。昨年、パ・リーグでMVPに選ばれた小笠原は、史上初めての両リーグまたいでの連続受賞となった。田中は高卒ルーキーとしては松坂大輔(ボストン・レッドソックス)以来、史上5人目の新人王獲得となった。受賞選手は次の通り。
【パ・リーグ】
<最優秀選手>   ダルビッシュ有(日本ハム) 初
<最優秀新人>   田中将大(楽天)

<ベストナイン>
投手    ダルビッシュ有 初
捕手    里崎智也(ロッテ) 2年連続2度目
一塁手   A・カブレラ(西武) 5年ぶり2度目 ※DHで1度
二塁手   田中賢介(日本ハム) 2年連続2度目
三塁手   G・ラロッカ(オリックス) 初
遊撃手   TSUYOSHI(ロッテ) 2年ぶり2度目
外野手   稲葉篤紀(日本ハム) 2年連続2度目 ※セ・リーグで1度
       森本稀哲(日本ハム) 初
       大村直之(ソフトバンク) 9年ぶり2度目
指名打者 山崎武司(楽天) 初 ※セ・リーグ外野手で1度

<優勝監督賞>    T・ヒルマン(日本ハム)
<功労賞>       T・ヒルマン、伊東勤(西武)、田中幸雄(日本ハム)
<優秀新人賞>    岸孝之(西武)

【セ・リーグ】
<最優秀選手>    小笠原道大(巨人) 初 ※パ・リーグで1度
<最優秀新人>    上園啓史(阪神)

<ベストナイン>
投手   高橋尚成(巨人) 初
捕手   阿部慎之助(巨人) 5年ぶり2度目
一塁手 タイロン・ウッズ(中日) 2年連続3度目
二塁手 田中浩康(ヤクルト) 初
三塁手 小笠原道大(巨人) 初 ※パ・リーグ3塁手で2度、1塁手で3度
遊撃手 井端弘和(中日) 4年連続5度目
外野手 青木宣親(ヤクルト) 3年連続3度目
      A・ラミレス(ヤクルト) 4年ぶり2度目
      高橋由伸(巨人) 8年連続2度目

<最優秀監督賞>   原辰徳(巨人)
<特別功労賞>    古田敦也(ヤクルト)、佐々岡真司(広島)
<特別賞>       A・ラミレス    
<スピードアップ賞> S・グライシンガー(ヤクルト)

<正力松太郎賞>    落合博満(中日) 初
<沢村栄治賞>     ダルビッシュ有 初