アスリートにとって欠かせない「水」と「酸素」。スポーツ時の酸素摂取は通常の5〜10倍の量が必要というデータがある。運動能力を高めるためには最大酸素摂取量を引き上げ、酸素を身体の隅々まで供給することが大切だ。
 カナダの水に10倍の酸素を充填させた日本食研の「酸素プラス」をさまざまな分野で活躍するアスリートに試してもらった。
(写真:オリエンテーリング日本女子のエース・番場洋子選手)

・商品名:「酸素プラス」
・販売元:日本食研株式会社
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 地図とコンパスを使って自分の進路をナビゲートしながらタイムを競う「競技オリエンテーリング」は、本場の北欧ではテレビ中継もされるほどの人気スポーツ。トップ選手ともなると山野などをトップスピードで駆けめぐる、精神力、技術、体力が問われるハードな競技だ。
 オリエンテーリング日本女子のエースで、現在アジアチャンピオンの番場洋子は、本場・北欧とのレベル差が大きいこの競技で、05年、06年の世界選手権で決勝進出を果たすなど、アジアを代表するオリエンティアとして活躍している。
 小柄でキュートなルックス、オリエンティアとしての実力に加え、京大卒という学歴を持つ。現在は堀場製作所(本社・京都)の東京セールスオフィスに勤務。仕事と競技を両立させているスーパーウーマンだ。

 マイナー競技ゆえ日本トップ選手でも競技一本での生活は難しいが、番場の場合、会社側が競技活動への理解を示し、1時間短縮での勤務が認められている。平日は18時頃まで仕事、その後にトレーニング。22時近くに帰宅してすぐに食事を済ませ、23時には就寝。そして6時過ぎには起床し7時から朝練習……。さらに週末は主に山でのトレーニングというハードな日々を送る。
 山でのトレーニングは長時間に及ぶことも多い。04年にナショナルチーム入りした頃から、水分摂取への意識が高くなったという番場だが、過去にはこんな苦い経験をしたこともある。
「練習で水を持たずに山を3時間半くらい走って、脚が攣ってしまったことがあります。攣っただけではなく痛みがその後も何日か続いてしまって……。普段と同じ練習だったので、水を飲まなかったことが原因だな、と。無謀でしたね。もうホント、反省しました」

 もちろん今はこまめに水分摂取することを心がけている。ただ、集中すると、水を飲むことを忘れてしまうこともあるそうだ。
「特に練習のときは、走ることに集中しちゃうと、ついつい水を飲むことを忘れてしまったり……水の摂り方が下手なんです(笑)。でもそれでパフォーマンスが落ちるということはわかっているので、気をつけないといけないですね」
 そんな番場だが、普段の生活から、水分摂取についての意識は高い。仕事はデスクワークが中心だが、そういうときも、水をたくさん飲むことを心がけているという。
「特にハードな練習をした翌日は、仕事中も意識的にたくさん飲みますね。500mlのペットボトルを午前、午後に1本ずつは飲むようにしています。疲労の回復具合も違いますね。あとは水をたくさん飲むと、代謝が良くなるし、トイレに行く回数が増える。そうすると仕事中に席を立つ機会があるので身体もほぐせる。ずっと座りっぱなしだと、身体も固まってしまうので、意識して水は飲むようにしています」

 オリエンテーリングは、スプリント、ミドル、ロング、リレーの競技種目があり、ロングになると約90分、15キロ以上の距離を走ることもある。レース中の水分補給についても訊いた。
「オリエンテーリングは、コントロールと呼ばれるチェックポイントの近くでキュッと集中力を高めて、地図から情報を読み取って、最短でコントロールに入らないといけない。そこで、集中できないと、ミスにもつながってしまう。ロングの場合、給水が3ヶ所くらいあるんですが、必ず飲むようにしています。水を飲むことで、頭がリフレッシュされる。特に最後の給水ポイントで、飲むか飲まないかで、動きのキレだけでなく、判断力のキレも違うんです」
 酸素が10倍含まれていることでリフレッシュにも良いといわれる日本食研の酸素プラスを、番場にも試してもらった。
「後味が良くて、飲んだ後にすっきりしますね。最近は毎日持ち歩いています。今まで以上に定期的に水を飲むようになって、体調も良くなりました。毎日同じ水を飲んでいるせいか、日によってすごくサラッと感じたり、甘く感じたりと、感じ方が違って体調のバロメーターになっています。あとは、イライラしてついものを食べたくなるときに、食べ物ではなくこの水を飲むことで、スッキリして気持ちが切り替わるのは良いですね」

 日本人でも世界で戦える

 04年からオリエンテーリングの世界選手権に出場している番場は、日本人は予選を通過することも難しいとされてきたこの競技で、05年、06年と2年連続で決勝進出を果たした。
 特に05年のアジア初の開催となった愛知世界選手権では決勝で27位(45人中)に食い込む健闘を見せた。「日本人でも世界で戦える」という手ごたえを感じた大会でもあった。
「日本のオリエンテーリング選手は大学から取り組む人が多いんですけど、スウェーデン、フィンランドといった北欧の選手は5歳くらいから始める選手がほとんど。日本人は練習が足りないだけであって、まだまだ上をめざせると思う」
 そう力強く、番場は言う。
 今夏、ウクライナで開催された世界選手権では、現地で体調不良に陥り、予選落ちに終わった。次の大きな目標は、来年7月のチェコ世界選手権だ。
「05年の愛知の世界選手権での27位が自分の最高順位ですけど、ヨーロッパの大会に比べて参加国が少なかったんです。やっぱり地の利も大きい。だからそれを自分の最高記録にしたくないな、と。チェコは今までの遠征でも、レベルの違いにはね返されているんです。ここで結果を出したい、という思いは強いですね。自分の最高順位の27位を越えられるように頑張ります。あと9か月くらい。やれることは限られているので……」

 アジアの選手が活躍することの少ないオリエンテーリング界において、世界選手権のファイナルの常連になりつつある番場は、“アジアのヨーコ・バンバ”として本場の北欧でも広く名前が知られ、ファンも多いという。その話に触れると、笑顔がこぼれた。
「遠征でヨーロッパに行くと地元の人から声をかけられたり、応援してもらえるのは、本当にありがたいことだなと。世界で強いのは北欧の選手ばかり。だからアジアから来たジャパンの選手が世界選手権のファイナルを走っているということだけでも、海外のオリエンテーリング界の人たちが喜んでくれる。例えば、私と同じレベルのノルウェー人がいたら、全然注目されない。弱い日本人だからこそ、すごくいろんな人から応援してもらえる。すごく幸せだなと思います」
 続けて、番場は語った。
「もっと頑張って結果を残していけば、アジアでもオリエンテーリングをやっている国があるんだとアピールできる。そうすることで、オリエンテーリングは北欧の地域スポーツではなく、世界のスポーツなんだと、競技自体のイメージアップにもつながる。日本人でも世界で戦えるんだと、示したいですね」
“アジアのヨーコ・バンバ”が世界を見つめる視線は熱い。


番場洋子(ばんば・ようこ)プロフィール
 1980年1月13日、福島県生まれ。堀場製作所勤務。高校時代は山岳部に所属。京大入学後、オリエンテーリングを始める。04年スウェーデン世界選手権より4年連続で日本代表。全日本選手権優勝3回。全日本選手権リレー4連勝。05年愛知世界選手権ではミドル27位、06年ヨーロッパ選手権(エストニア)ではロング40位、06年デンマーク世界選手権ではミドル36位、ロング37位。世界ランキング83位(2007年6月時点)。日本、そしてアジアのオリエンテーリング界を牽引中。トレーニングの一環として取り組んでいる山岳マラソンでも活躍。155センチ、45キロ。
★番場選手HP「バンバ洋子のページ」







商品価格:   500ml×24本/ケース 3,600円(税込3,780円)
商品名:   酸素プラス
販売元:   日本食研株式会社
問い合わせ先:0120-37-8262
URL:   http://www.balancedate.co.jp
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