1月20日(土)、今年初の練習がありました。場所は埼玉県鳩ヶ谷市の球場。
 気持ちも新たに! と思ったのに大遅刻! 初カミナリもしっかり落ちました・・・。
 「昨年のことを踏まえて、今年はまた新たな気持ちでやっていこう!」とコーチからの言葉があり、練習が始まりました。
(写真:練習後の様子)
 とにかくたくさん部員がいるのが嬉しい! 昨年12月17日のセレクションで、旧メンバー19名に新しく14名の選手が加わりました。キャッチボールを10列以上でできるのは、何ヶ月ぶりのことだろう・・・。

<一番の問題はグラウンド手配>

 チーム発足は05年12月17日。登録選手は29名となっていたものの、昨年9月以降、参加選手は15名前後。幽霊部員が半分もいました。
 でも、そのような状況にしてしまう環境しか選手に与えられなかったのも事実。チーム発足当初、元プロ野球選手の監督・コーチを招き、埼玉県内の某大学の硬式野球部グラウンドを毎週使用しても良い、という条件でチームが始動。しかし、肝心のグラウンド使用に支障がどんどん出てきたのです。

 当初、13時〜17時までの使用という条件から、「15時〜17時までの使用→硬式野球部との合同練習(硬式野球部の誰かがいないと使用してはいけない)という条件の下、15時〜17時までの使用→使用禁止」と状況がMAXのスピードで転落していきました。

 グラウンド手配等の事務的な作業は、全て私の担当。以前から協力をしてくれていた学校野球部の監督さんに、遠征で空いているときにグラウンドを貸してもらったり、他のクラブチームと合同練習をさせてもらったり、頼み込んで一般には貸し出していない練習場をなんとかお借りできたり・・・。昨年11月には、練習場所がなく、練習中止になる日も出てきてしまっていました。チームが全体的に疲れてしまっていたような気がします。

 練習ができたとしても、2時間では浅い練習しかできません。アップとグラウンド整備を入れたら、正味1時間です。練習前に駐車場でアップをしたり、高速グラセン(質は良いです)をしたりと時間をうまく使いながらの練習でした。文句のひとつやふたつやみっつどころではないはずなのに、監督・コーチ、チームを離れないでいてくれた選手には、本当に頭が上がりません。

 昨年のような状況が起こった原因はいくつもあります。それをしっかり踏まえて、今年はたくさん練習ができる環境を整えたい。
 まだ今のところ、いろいろな球場を点々とするパラサイトな状況が続いていますが、グラウンドの予約に日々奮闘しています!たくさん練習して、昨年度成績12戦全敗(公式戦2試合、招待試合・練習試合10試合)の汚名返上です! 

 我がチームは今年が勝負です。

 今週は土曜日に朝から練習があります。埼玉県久喜市付近の球場に、9時半集合!!横浜に住む私は何時に起きて何時に家を出ればいいの? と自分でグラウンドを手配しておきながら自問自答ですが、睡眠時間なんていりません! 今週も頑張ります!

★携帯サイト「二宮清純.com」では、このコーナーのコラムをHPに先行して配信中です。紅一点の女子部員の奮闘ぶりを一足早く携帯でお楽しみいただけます。更新は第1、3火曜。ぜひ、チェックしてみてください。
広瀬明佳(ひろせ・さやか)
福島県郡山市出身。母がソフトボール、兄が野球をやっていたことから中学・高校時代ソフトボール部に所属。大学時代軟式野球サークル。前職での仕事をきっかけに初めて硬式野球の道へ。現在、埼玉県内の硬式野球クラブチームに所属。チームの紅一点として奮闘中!

(このコーナーは毎週第1・3木曜日に更新いたします)
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