12月22日(土)の練習を最後に、今季の活動が終了します。1月20日から活動を始めて11ヶ月間、チーム全体が必死に野球に取り組んだ1年だったと思います。
(写真:今年は5つの公式大会に出場しました)
 1月、新メンバーを加えて、監督・コーチ5人、選手31人で今季がスタートしました。新チームで迎えた3月の初公式戦は、1回戦敗退だったものの、これからの手ごたえを感じた敗戦でした。
 チームの最大の目標「都市対抗出場」をかけた5月の都市対抗予選も1回戦敗退でした。しかし、敗者復活トーナメントで準決勝まで進んだ快進撃は、大会関係者からも「昨年とは違うねぇ」と驚かれるほどでした。都市対抗南関東予選埼玉代表まであと一歩のところで敗戦してしまいましたが、「今年はやれる!」という自信を持てたチームにとって大きな4日間でした。

 しかしチームが失速したのは6月のクラブ対抗埼玉県予選でした。クラブチームのみの全国大会出場をかけた試合で、監督不在の中、チームをコントロールすることができず3対1で敗退。点差はそれほどありませんが、チームとしての課題が露呈した試合でした。
 7・8月と練習を重ね、9・10月の公式戦でも1回戦敗退。今年の公式戦は敗者復活トーナメントを除くと、昨年同様全敗という結果でした。6月からのチーム全体の失速を修正できず、その後の試合に臨んでしまったような気がしています。個々の能力はクラブチーム内では上位に入れる実力を持っていると思います。来年は個々の能力をうまくかみ合わせていくことが最大の課題です。
 そのためには、全体練習の増加と、チーム内での話し合いの増加が重要だと思っています。全体練習の増加は、現在監督が手配してくれている青梅のグラウンドの状況如何になるところが大きいのですが、
「来年自由に使えるという保証は今65%ぐらい。もし今後の交渉で来年使えないという結果になったら、みんなでお花見しながら酒飲んで笑おうや」(監督談)
という何ともチーム全体が苦笑いの不安定な状況ではありますが、どんな状況になるとしても、今年より練習量は増やしたいと思っています。

 12月22日の今季最後の練習と忘年会で、監督が私たちにどんな話をするのか想像がつきませんが、今年が間違いなく昨年以上になったように、来年は絶対に今年以上に成長するよう、1月20日まで充電し、再始動していきたいと思っています。
 来年もこのコーナーでチームの成長を見守っていただけるよう、頑張ります!

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広瀬明佳(ひろせ・さやか)
福島県郡山市出身。母がソフトボール、兄が野球をやっていたことから中学・高校時代ソフトボール部に所属。大学時代軟式野球サークル。前職での仕事をきっかけに初めて硬式野球の道へ。現在、埼玉県内の硬式野球クラブチームに所属。チームの紅一点として奮闘中!

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