韓国・江原で行われているスノーボード世界選手権は23日、男子ハーフパイプ(HP)決勝が行なわれ、愛媛出身の18歳、青野令(スノーフレンズク)が47.3点の高得点で初優勝した。日本のスノーボード選手で五輪、世界選手権を通じて初の世界一に輝いた。これまでの日本勢最高は2007年HP男子の国母和宏(東海大)と同女子の山岡聡子(アネックス)の2位だった。
 青野は1回目に45.5点でトップに立つ。他の選手がこの得点を上回れず、2回目を待たずに優勝が決定した。2回目は連続の横3回転を決めるなどしてさらに得点を伸ばし優勝に花を添えた。青野は06−07シーズンにFISスノーボードW杯で年間王者に輝くなどW杯通算6勝を挙げている、来年開催されるバンクーバー五輪でメダル獲得の期待が集まる選手。

 なお、当サイトコーナー「FORZA SHIKOKU」の2月更新で青野令選手を特集します。愛媛県出身の青野選手がなぜスノーボードに出会ったのか。18歳でいかにして世界王者になったのか。普段の青野選手の素顔にもせまります。第1回目の更新日は2月2日(月)です。是非お楽しみください。