1日(現地時間)、第10シードの錦織圭(日清食品)が男子シングルス4回戦に挑み、第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を4−6、7−6、6−7、7−5、6−4のフルセットの末に破り、準々決勝進出を果たした。自身としては初めて、日本男子としては1922年の清水善造以来となる92年ぶりの快挙を果たした。
 196センチの長身から200キロ超のサーブを連発するビッグサーバーのラオニッチに対し、錦織は粘り強くリターンしてストローク戦に持ち込んだ。2度のタイブレーク、4時間を超える死闘を制し、約2カ月前のウィンブルドンでの雪辱を果たした。

 錦織はグランドスラム初の4強入り目指して、準々決勝では第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)と対戦する。