元日恒例の第52回全日本実業団対抗駅伝競走(ニューイヤー駅伝)が1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間100キロのコースに37チームが出場して行われ、コニカミノルタが4時間46分28秒で2年ぶり6度目の優勝を果たした。
 2位は中国電力、3位にはホンダが入った。4位は安川電機、5位には1区で大きく出遅れたトヨタ自動車九州が入り、初優勝を目指した日清食品はやはり1区からの出遅れが響き、6位に終わった。
 コニカミノルタは1区の太田が日本人トップの3位につけると、最長区間の2区でエースの松宮隆が区間賞の力走で9キロ過ぎから独走。その後も先頭を譲ることなく、6区で池永が区間賞の走りでさらにリードを広げるなど盤石の強さを見せた。

 2連覇を狙った中国電力は1区新井が10位とやや出遅れ、4区梅木、5区佐藤が区間賞の走りを見せるなど追い上げたがトップには及ばなかった。
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