2008年競輪界の総決算、「KEIRINグランプリ2008」が30日、平塚競輪場で行われ、井上昌己(長崎)が初優勝を果たし、賞金1億円を獲得した。レースは予想通り、残り1周で北京五輪銅メダリストの永井清史(岐阜)が先行する展開。番手の小嶋敬二(石川)が第3コーナーで逆転するが、余力を残していた3番手の井上がラストの直線で差し切った。
 井上は04年のアテネ五輪で銀メダルを獲得したチームスプリントのメンバー。昨年途中より、競輪一本に絞り、今年は1月の競輪祭を制した。この日の勝利で獲得賞金を約1億6700万円とした井上は、初の賞金王にも輝いた。2着は最後にインを突いた平原康多(埼玉)、小嶋は3着だった。
 主な払戻金は以下の通り。

▽枠連  (1)−(7) 1,270円
▽車連  (1)−(7) 3,820円
▽車単  (7)−(1) 6,840円
▽3連複 (1)−(7)−(9) 4,870円
▽3連単 (7)−(1)−(9) 39,690円

※結果、払戻金などは必ず主催者発表のものと確認下さい。