27日(現地時間)、アルペンスキー男子回転、スピードスケート団体追い抜き、ノルディックスキー・クロスカントリーなどが行われた。五輪オーバルで行われたスピードスケート団体追い抜きでは、日本の女子チームがスピードスケート女子初となる銀メダルに輝いた。これで今大会の日本メダル数は5(銀3、銅2)になった。
 前日の1回戦で韓国に勝利した日本はこの日、準決勝でポーランドを破り、初の決勝進出を果たした。今季はW杯ランキング3位の日本は1回戦、準決勝と同じく日本女子中長距離の第一人者・田畑真紀、今大会3000メートル、5000メートルで7位入賞の穂積雅子(ともにダイチ)、今大会1000メートル,1500メートルで5位入賞の小平奈緒(相沢病院)のメンバーで臨んだ。前半こそドイツをリードしたが、最後は相手に逆転され、0.02秒と僅差で敗れたものの、銀メダルに輝いた。
 前日、1回戦で米国に敗れた男子チームは順位決定戦でもスウェーデンに敗れ、8位に終わった。

 またノルディックスキー・クロスカントリー女子30キロクラシカルでは石田正子(JR北海道)が1時間31分56秒の好タイムをたたき出し、男女合わせて同競技では日本勢最高の5位入賞を果たした。

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