19日からスタートするラグビー・トップリーグのプレーオフトーナメントに出場する4チームの指揮官が13日、都内の日本ラグビー協会に集結して会見を行った。リーグ戦を1位通過し、4季ぶりのVを目指すサントリーサンゴリアスのエディー・ジョーンズ監督は「今季はまだベストのプレーをしているとは言えない。ベストプレーをお見せしたい」と意気込めば、連覇を狙うパナソニックワイルドナイツ(リーグ戦3位)の中嶋則文監督は「一瞬一瞬を大切に、これ以上ないというくらい力を出し切ってほしい」と選手たちに一層の奮起を求めた。
(写真:プレーオフに参加する4チームの監督、ヘッドコーチ)
 今季のプレーオフは現行のシステムになって初めて準決勝を同一会場(秩父宮ラグビー場)で同日に開催する。トップリーグの真下昇チェアマンは、「昨年のW杯では日本はいい成績を残せなかった。その捲土重来とまでは言わないが、いいゲームを」と熱戦を期待した。リーグ戦の最終節まで順位が確定しない混戦が続き、各チームの実力は伯仲している。プレーオフは一発勝負となるだけに、会見に臨んだ4人の指揮官がどんなタクトを振るうかも勝敗のポイントとなりそうだ。

<プレーオフ試合日程> ※場所はすべて秩父宮ラグビー場

2月19日(日)準決勝
 東芝ブレイブルーパス−パナソニックワイルドナイツ(12時)
 サントリーサンゴリアス−NECグリーンロケッツ(14時)

2月26日(日)決勝(14時)