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金子達仁「春夏シュート」

試合相手と親しくするのが「けしからん」理由

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 スポニチのスクープに端を発した大相撲の騒動。外野から眺めている者としては、なかなかに興味深い。改めて日本人の「スポーツ観」のようなものが明らかになった気がして。 日馬富士側に立つ人も、貴乃花側に立つ
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金子達仁「春夏シュート」

飢えた多くの選手こそ日本代表の希望

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 コロンビア、ポーランド、セネガル。大抵、物事には幾通りかの見方が成り立つものだが、このグループHの組分けはまさにそれだ。 つまり、このグループでは日本が一番弱い、と見るか。韓国に比べればはるかに恵ま
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金子達仁「春夏シュート」

GKが日本の泣きどころになる日が、くる

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 日本サッカーがまるで韓国に歯が立たなかった時代がかつてはあった。チームとして、だけではない。ポジションごとを比較しても、日本の優位性を感じられるところはほとんどなかった。 GK以外は。 チャンボング
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金子達仁「春夏シュート」

アビスパの「お願い」九州人の反応は……?

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 J1昇格プレーオフを間近に控えた福岡が出した異例の声明が、ちょっとした話題になっている。普段は九州の他のチームを応援している人たちに向け、アビスパ福岡を応援してほしいと呼びかけたのである。 もちろん
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金子達仁「春夏シュート」

ハリル監督は、選手は、ロシアで何を目指すのか

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 絶対に、絶対にしてはならないのは、選手が、メディアが、ファンが、この試合の内容に満足し、肯定的な評価を下してしまうこと、だと思う。 ブラジル戦に比べればまともな内容であったことは間違いない。特に、立
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金子達仁「春夏シュート」

ハリル流はブラジル戦惨敗の方が本番にプラス?

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 メンバーから外されて愉快な気持ちでいられる選手などいない。今回の欧州遠征のメンバーから外された香川の怒りは、至極当然である。イングランドの岡崎も、メキシコの本田も、おそらくは同じ気持ちなのだろう。 
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金子達仁「春夏シュート」

「速く走る」サッカー界の伸びしろ十分

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 Jリーグが発足する以前からサッカーをやっていた人ならば、一度は言われたことがあるはずだ。「なんでサッカーなんかやってるの?」 メジャーなスポーツをやっている人が、同じ質問をぶつけられることはない。だ
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金子達仁「春夏シュート」

良い監督と勝つ監督を隔てる「運」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 監督という仕事にとって、もっとも必要な資質とはなんだろうか。 答えはむろんひとつではないし、人によって、チームによって、競技によって、そして時代によって、求められるものは変わっていくだろう。とはいえ
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金子達仁「春夏シュート」

看過できないザスパサポーターのSOS

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 いいか悪いかはともかく、わたしは、負けたチームの監督やフロントに「謝罪」が求められるような風潮が好きではない。怒りのやり場を求めるサポーターの気持ちもわかるが、敗北は断じて犯罪ではないし過失でもない
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金子達仁「春夏シュート」

日本にない 北中米、南米の「負ければ地獄」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 日本対ハイチの大味な一戦から半日後、アメリカ大陸各地ではW杯最終予選のヒリつくような激闘が繰り広げられた。デュエルなる言葉が大好きな我らが日本代表監督ならば、うっとりしてしまうであろう死闘ばかりだっ
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