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金子達仁「春夏シュート」

サッカー界にも作ってほしい「年間最高試合」  

 チュニジアのとあるカフェで水タバコをふかしていた時のこと。何の拍子か、お店のお客さんたちと「史上最高の試合は何か」という話になった。「やっぱり82年のイタリア対ブラジルだろう」「いや、82年だったら
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金子達仁「春夏シュート」

そろそろ誕生? 中国サッカーの日本人先駆者

 ご多分に漏れず、きっかけは「あまちゃん」だった。あれから3年がたつが、毎朝8時になるとNHKにチャンネルを合わせる習慣はいまも続いている。「ファースト・ペンギン」という印象的な言葉と出会ったのは、昨
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金子達仁「春夏シュート」

JFL、J3選手の励みになる小池龍太の三段跳び

 長年お世話になっている大阪・毎日放送のラジオ番組に呼ばれた時のこと。オンエアが終わると、番組アシスタントを務めるフリーアナウンサーの市川いずみさんに聞かれた。「小池龍太って選手、ご存じですか?」 い
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金子達仁「春夏シュート」

日本人監督の口から心に響く言葉が聞きたい

 自分たちにとっての常識が、他人にとっては非常識だったりすることは多々ある。たとえば――。「なんで日本人は“青信号”って言うのでしょう。世界的に見ても、それから誰の目で見ても、あれは“緑信号”なのに」
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金子達仁「春夏シュート」

ハリルの“放任”は代表新時代への冒険の始まり

 多くの国において、特にサッカー先進国と言われる国において、代表チームとはすなわちセレクション・チームである。 ピンとこない方は、野球の侍ジャパンを思い描いていただきたい。あそこに呼ばれるのはどんな選
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金子達仁「春夏シュート」

横浜はビッグクラブへの道を諦めたのか

 ビッグクラブとは何か。結果を残すのは当然として、その上で内容まで問われる存在――というのがわたしの考える定義の一部である。 残念ながら現在のところ、この定義に当てはまるJのクラブは存在しない。可能性
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金子達仁「春夏シュート」

2ステージ制を導入し、撤廃したJリーグの勇気

 実は、暗澹たる気持ちになりかけたJリーグ関係者も多かったのではないか。先週末、エコパで決まった浦和レッズのセカンドステージ優勝についてである。 10月31日付のコラム「十字路」には「これほど味気ない
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金子達仁「春夏シュート」

「ハリル迷言」を完全否定はできない

 チームの内情は知らない。ただ、記者との関係に関しては、末期的な状況に陥りつつあるのかもしれない。すべての発言は疑いの目をもって見られ、いとも簡単に反発を招く。ハリルホジッチ監督のことである。「ハリル
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金子達仁「春夏シュート」

「なぜGK西川」監督のサッカー観見えない

 GKには監督のサッカー観が表れる、と思っている。 先月末、バルセロナのGKテア・シュテーゲンが重大なフィードミスを犯し、チームは手痛い1敗を喫した。当然、メディアやファンはドイツ人GKを激しく非難し
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金子達仁「春夏シュート」

Jでは経験できない海外での重圧

 日本のサッカー界に「海外組」という言葉が定着して久しい。ただ、ハリルホジッチ監督ほど、はっきりとJリーグのレベルにダメだしをした監督はいなかった。Jのレギュラーより、得点王より、海外の補欠。 ふむ、
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