2週続けて同じテーマを取り上げることをお許しいただきたい。鈴木彩艶について、である。 ブライトンと敵地で戦った開幕戦、アストンビラは0-4で敗れた。公式スタッツによれば、浴びたシュートは21本だった。 […]
サッカーはイングランドで生まれた。戦術の多くも、イングランドで生まれた。 ロングボールを放り込んで選手たちが雪崩込む、いわゆる“キックアンドラッシュ”は、その中でもイングランドの風土、あるいは気質にもっ […]
ちょうど30年前のいまごろ、バルセロナから夜行バスに乗ってスペイン北部にあるログローニョという街に向かったことがある。もちろん仕事。目的は、この街のクラブ、ログロニェスへの加入が発表された日本人選手を取材するため、だっ […]
ブレまくっている、という自覚はある。極めて重要だ、と書いたり、あまり気にする必要もないのかな、と思ったり。たぶん、この先も盛大に揺れ動くことにはなるのだろうが、いまのところの思いはといえば、「やっぱり大事かも」になる。 […]
かれこれ四半世紀以上前の話になる。 ある著名な方にインタビューをさせていただくことになった。ロック好きで知られる方だったこともあり、いつもよりは緊張せずに取材に臨めた記憶がある。世代的には先方の方が一回 […]
東京は暑い。エアコンがなければ原稿を書くこともままならないだろう。だが、この東京よりも暑く、かつエアコンが使えなくなってしまった地域がある。いま東京在住の一ライターにできるのは、この酷暑がさらなる犠牲者を生まないよう祈 […]
フランスとエムバペに何もさせなかったスペインは、アルゼンチンとメッシにも仕事をさせなかった。個か集団か。準決勝の段階で五分に戻った感のあった論争は、最後の最後で「やはり集団か」という方向に大きく傾いた。一時は時代遅れ扱 […]
過去、W杯は大会ごとにさまざまな論争を生んできた。一過性のものですぐ鎮火したものもあれば、大会が終了しても、数十年が経過してもまだわだかまりを残すものもある。ただ、W杯における最古にして最大の論争は何かと問われれば、わ […]
圧力をかけたとされる側も、かけられたとされる側も、直接的な影響はなかった、と言っている。かけた側はレッドカードの何たるかさえ知らず、かけられた側は「よくあることだ」とまで言い切った。ならば、信じよう。圧力はなかった。レ […]
1位で抜けてモロッコと戦うか。それとも、2位でブラジルか。いや、そもそもC組の首位をブラジルと決めつけていいものか。最後の最後にスコットランドが意地を見せて、ブラジルを2位に引きずり降ろすのではないか……などなど、自分 […]
負けたくないという気持ちが先に立ちがちなW杯の開幕戦は、堅いスコアに落ち着くことが多い。過去には5大会連続で0-0というスコアだったこともある。 もちろん、「初戦を落としたくない」との思いは、1次リーグ […]
90年W杯イタリア大会予選を戦ったメンバーの多くは、4年後のドーハにもいた。カズも、ラモスも、中山も、横山監督時代に代表に呼ばれた選手だった。 だが、結果はまるで違った。横山体制ではアジアの1次リーグす […]
評判が耳に届いていなかったわけではない。彼自身は映像でチェックもした。容易ならざる敵、というのが率直な印象だった。 それでも、4年前にペレとともにブラジルを世界一に導いた男の警告に、耳を傾けるチームメイ […]
出場したいという国が少なかった1930年、ウルグアイで開催された第1回大会を除くと、W杯は第11回のアルゼンチン大会まで、16の出場国で行われてきた。16分の8が次のステージに進み、トーナメントならば8分の4、2次リー […]
他国を訪れてみて、日本にはない習慣や文化に驚くことはいまでもある。ただ、わたしにとって人生最大の“異文化ショック”は、40年前、初めての外国でもあったメキシコでの経験だった。 水を、買う。 […]
中国ではイランのことを“伊朗”と表記する。初めて知った時は、妙に納得してしまった。朗らかなイタリア。なるほど、言われてみればこの両国、似ていないこともない。国旗の色はどちらも緑、白、赤の3色。人懐っこいタイプが多いし、 […]
「21世紀はアフリカの時代になる」と世界中で語られていた時期があった。 アフリカ勢が最初に世界を驚かせたのは、82年のW杯スペイン大会だろう。カメルーンがイタリア、ポーランド、ペルーと引き分け、アルジェリ […]
かのウィンストン・チャーチルは、日本海軍航空隊によって戦艦プリンスオブウェールズなどが撃沈されたとの報に接した時のことを「戦争の全期間を通じて、これ以上の打撃を受けたことはなかった」と回顧している。ナチスドイツがポーラ […]
サッカーの世界では「強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ」と言われることがある。けだし名言。ただし“本番”に限る。親善試合である以上、「勝ったのは日本だったが、強かったのはイングランドだった」ということは、しっか […]
3点差の勝利が必要な状況で、チームは先制点を奪われた。相手は優勝候補、気持ちが切れてしまっていても不思議ではない。 だが、彼らは諦めなかった。まず1点を返して前半を終えると、後半の立ち上がりにPKを獲得 […]
古橋広之進さんが世界記録を出した時、あるいは白井義男さんが世界王者になった時を知っている方なら、分かるかもしれない。54年のW杯スイス大会を記憶しているドイツ人であれば、間違いなく理解してくれる。スポーツおける飛び切り […]
28年前のW杯のことを思い出してみる。対戦相手はアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカだった。バティストゥータは凄い。スーケルは厄介。ジャマイカは……。知りたかったのは、知っていたのはピッチ内のことに限られていたし、試合 […]
4年前の2月27日、FIFAはロシアのウクライナ侵攻を受けて声明を発表した。まずロシアの武力行為を非難し、ロシア国内での国際試合の禁止や、同年5月にサンクトペテルブルクで開催されることになっていた欧州CLの開催権を剥奪 […]
どちらかといえば「知る人ぞ知る」魚だった“アカムツ”が、突如として争奪戦となったことがある。価格は高騰し、資源が枯渇する危険性まで言われるようになってきた。きっかけの一つとされるのは、テニスの全米オープンで日本人初の準 […]
職業柄、言葉つかいには敏感な方である。普段だったら、絶対に突っ込む。でも、今回は許す。りくりゅうペアの金メダル。どこかのメディアが「全国民が泣いた」と書いたとしても、全面的に許す。顔をぐしゃぐしゃにしながら許す。いや、 […]
