ページのトップへ

FORZA SHIKOKU

森脇良太(浦和レッドダイヤモンズ/元愛媛FC)第1回「赤く燃える太陽の男」

 あの日、スタジアムは真っ赤に染まっていた。 2007年11月28日、さいたま市浦和駒場スタジアム。天皇杯4回戦でJ1の浦和レッズがJ2の愛媛FCを迎えていた。この年、浦和はAFCチャンピオンズリーグ
続きを読む
FORZA SHIKOKU

杉本裕太郎(青山学院大学硬式野球部/徳島県阿南市出身)最終回「輝きを見せ始めた原石」

「バッター1本でやっていきたいんですけど……」 高校卒業後、杉本裕太郎は青山学院大学に進学し、野球部に入部した。大学側はピッチャーとして期待を寄せていたが、杉本の心は違っていた。既にピッチャーとしての
続きを読む
FORZA SHIKOKU

杉本裕太郎(青山学院大学硬式野球部/徳島県阿南市出身)第3回「届かなかった3人の夢」

 2008年12月1日。徳島商業高校の野球部グラウンドでは、翌シーズンに向けての練習が始まろうとしていた。新人戦、秋季大会と満足のいく結果を残すことができず、最終学年となった杉本裕太郎たちにとっては、
続きを読む
FORZA SHIKOKU

杉本裕太郎(青山学院大学硬式野球部/徳島県阿南市出身)第2回「歓喜と悔し涙」

 県内最多となる春夏合わせて甲子園出場42回を誇る徳島商業高校。甲子園では1947年の春に優勝、58年の夏には準優勝している。過去、プロ野球選手も数多く輩出した県内随一の名門だ。中学3年時に主力のひと
続きを読む
FORZA SHIKOKU

杉本裕太郎(青山学院大学硬式野球部/徳島県阿南市出身)第1回「“おかわりくん”を越えた伝説の一発」

 その存在は、グラウンドの中でもひときわ目立つ。身長189センチの長身スラッガー杉本裕太郎、今年のプロ野球ドラフト候補の一人だ。杉本自身、最も自信があり、こだわっているのがホームランだ。実は彼には、伝
続きを読む
FORZA SHIKOKU

俊野達彦(群馬クレインサンダーズ/愛媛県松山市出身)最終回「悔しさをプラスに変えて目指す日本一」

「うおぉー!」。ドラフト会議で自身の名前が読み上げられた瞬間、俊野達彦は隣にいた父・正彦と手を取り合って驚きに近い声を上げた。会議の模様は愛媛の実家でインターネット配信サイトを通じて見守っていた。トラ
続きを読む
FORZA SHIKOKU

俊野達彦(群馬クレインサンダーズ/愛媛県松山市出身)第4回「ラストチャンスに懸けた夢」

「大学で現役生活が終わってもいいかな」。大学3年の秋、俊野達彦はこう思っていた。周囲が就職活動を始め、自分も「それが自然」だと考えるようになっていた。大阪商業大学バスケットボール部の先輩で、卒業後もプ
続きを読む
FORZA SHIKOKU

俊野達彦(群馬クレインサンダーズ/愛媛県松山市出身)第3回 「吉と出た決断」

 俊野達彦は高校進学を考える際、愛媛県外の高校も視野に入れていたという。だが、心にあったのは全国大会出場への思いだった。全国の舞台へ上がるために選んだ新田高校。彼の決断は間違っていなかった。高校1年時
続きを読む
FORZA SHIKOKU

俊野達彦(群馬クレインサンダーズ/愛媛県松山市出身)第2回 「父が感じた息子の素質」

 俊野達彦の実家の庭にバスケットボールリングが現れたのは、小学3年の頃だった。俊野の父・正彦が自身の運動不足解消のために設置したものだ。正彦はバスケットボールの経験者であり、祖父も当時の愛媛県ミニバス
続きを読む
FORZA SHIKOKU

俊野達彦(群馬クレインサンダーズ/愛媛県松山市出身)第1回 「伝家の宝刀を携えたルーキー」

 切れ味鋭い日本刀――。これが俊野達彦のプレイを見た時の第一印象だ。スピードに乗ったドライブで相手の守備ブロックを切り裂く。本人も「(ドライブは)他の選手と比べても負けていない」と絶対の自信を誇る。8
続きを読む