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金子達仁「春夏シュート」

理不尽だけどGKしか味わえない愉悦

 散々痛感させられてきたものの、改めて理不尽だなあと思う。 先週末、スペインではクラシコがあった。個人的には、今年はグアルディオラが築いたバルサとポゼッションの時代に、ひとつのピリオドが打たれたと認識
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金子達仁「春夏シュート」

「言葉の力」が圧倒的に足りない日本サッカー界

 先週末、格闘技イベントのRIZINを観に行ってきた。お目当てはと言えば、昨年末に衝撃的な総合格闘技デビューを飾った18歳の那須川天心と、女子格闘技界の象徴となりつつあるRENAだったのだが、会場をあ
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金子達仁「春夏シュート」

「サッカーだけは大丈夫」とは言い切れなくなった

 まだ詳細はわかっていない。誰が、何を目的としてドルトムントのチームバスを狙ったのか。負傷を伝えられたバルトラの容態がそれほど深刻でなかったらしいと聞き、ひとまずホッとはしているが、しかし、衝撃は大き
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金子達仁「春夏シュート」

今度こそ、香川にもう一度期待してみようか

 期待しては肩すかしを食らい、また期待しては、また肩すかしを食らう。ファンの方には申し訳ないが、わたしにとっての香川真司とはそんな選手である。 才能についてはほぼ申し分ない。日本が生んだ最高の才能だ、
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金子達仁「春夏シュート」

危険度増したアジア予選が日本を強くする

 一夜があけても、まだ意外な喜びが残っている。 タイの、何と手強かったことか。 17年3月28日のタイは、前回バンコクで戦った時のチームではなかった。日本と最終予選という舞台をリスペクトしすぎていたの
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金子達仁「春夏シュート」

人気と実力にそぐわないプロ野球の報酬

 1に人気、2にレベル、3に経済力――。長年考え続けてきて、ようやく答えが定まってきた。プロ・チームのギャランティーを決定づける条件である。 何年か前、FC琉球が月給30万円で契約していたマレーシア人
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金子達仁「春夏シュート」

野球でも…日本人の代表偏愛が「少々」心配

 いやあ、勉強になるというか、考えさせられることの多い毎日である。 たとえば稲田防衛相の答弁について。 小学生のころ、「記憶にございません」というフレーズが大流行した記憶があるが、今回のはさらに印象的
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金子達仁「春夏シュート」

破壊的ドリブラー学に必要な得点の意識

 ひょっとしたら、昨年の名古屋に続き、今年もオリジナル10の降格があるのではないか。開幕前はそんなことを思っていた。 マリノスがヤバいのではないか、と。 まだたった2試合が終わっただけの段階で、太鼓判
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金子達仁「春夏シュート」

“サッカー視聴新時代”どうしても抵抗がある

 出版社でアルバイトをするようになった30年前、執筆して下さっている方の自宅なり会社なりに出向き、原稿を受け取るのは新米バイトの重要な仕事だった。自宅にファクスがある方はまだ少数派で、原稿のほとんどは
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