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金子達仁「春夏シュート」

“最高の森保”が五輪監督最有力の異常

「ドーハの悲劇」がなければ「ジョホールバルの歓喜」はなかった。W杯フランス大会への出場を果たしていれば、キング・カズはとうの昔に引退していたのではないか。その時は悪夢でも、あとになって最高の良薬だった
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金子達仁「春夏シュート」

一考の価値ある「ドームでサッカー」

 東京ドームの天井高は、もっとも高いところで56メートルほどあるのだという。それでもごく稀には天井に当たる打球があるのだから、つくづく、野球というのは立体感のあるスポーツだと思う。 そもそも、米国で生
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金子達仁「春夏シュート」

桐生9秒台が壊した「日本人だから」の壁

 少なくともわたしの意識の中では、事実として刷り込まれていた。「日本人は100メートルを9秒台で走ることはできない」 誰がいかなる根拠で言い出したものなのかはわからない。けれども、物心がついたころから
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金子達仁「春夏シュート」

ハリル監督に拍手も……対策主義には賛同しかねる

 この負けは、非難できない。すでに本大会出場を決めている側が、勝つ以外に道のないホームチームと戦ったのである。どんな強豪であっても、あるいはどんな名将に率いられたチームであっても、苦戦は免れなかったこ
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金子達仁「春夏シュート」

広がる“機械の目”は“神の手”を許さない

 GKへのバックパスを手で処理することを禁止するルールの導入が検討され始めたころ、聞こえてきたのは反対意見ばかりだった印象がある。 個人的によく覚えているのは、海外の著名なジャーナリストが展開していた
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金子達仁「春夏シュート」

永井秀樹の引退試合に見る日本サッカーのサーガ

 15年ほど前、スペインで非常に印象的なテレビCMを見たことがある。 当時売り出し中だったアトレティコのフェルナンド・トーレスがインタビューに答えている。「子供のころはキケがアイドルだった」。キケとは
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金子達仁「春夏シュート」

主力流出に憤ったバルサ 温かく送り出したレッズ

  先月、ブラジルで行われたストリート・サッカーの世界大会「ネイマール・ジュニア5」には、豪華な、というか極めて特別な優勝特典が用意されていた。カンプ・ノウVIP席での試合観戦と、バルセロナにあるネイ
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金子達仁「春夏シュート」

ポドルスキと対峙するDFたちよ、奮い立て

 このコラムでは何回か取り上げているが、かつてスペイン代表にアンドニ・ゴイコエチェアというタフなDFがいた。どれほどタフかというと、試合前に「必要ならばあいつの足をへし折ってやる」と宣言し、実際にマラ
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金子達仁「春夏シュート」

“素晴らしきガラパゴス”メキシコで本田は何を感じるのか

 ガラパゴス、という最近ではすっかりネガティブな使われ方をするようになってしまったが、そもそも、グローバル・スタンダードとやらからかけ離れていることが、それほどいけないことなのか、と思う。 以前にも少
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