1日、兵庫・阪神甲子園球場で「第93回選抜高校野球大会」の決勝、明豊(大分)対東海大相模(神奈川)が行われ、東海大相模が3対2でサヨナラ勝ちした。


 試合は初回、明豊が4番・黒木日向のタイムリーで1点を先制。その裏、東海大相模は1死三塁で3番・小島大河がセーフティスクイズを決め同点。4回表、明豊は2番・阿南心雄が1死満塁からレフトに犠牲フライを放ち、勝ち越し。5回裏、東海大相模が4回から2番手で登板した9番・求航太郎が2死二塁でレフトへツーベースを放ち、再び2対2の同点となった。

 

 その後、明豊は先発の太田虎次朗、2番手・京本真とつなぎ東海大相模を無得点に抑え、東海大相模も6回途中からエース石田隼都を投入。試合は2対2のまま9回裏、東海大相模の攻撃へ。1死満塁、ここで3番・小島がショート強襲安打を放ち、サヨナラ勝ち。東海大相模にとって春は10年ぶり3度目、春夏合わせれば5度目の甲子園優勝を飾った。

 

4月1日(木)
◇決勝
 リリーフ石田、3回1/3を被安打2無失点
明豊(大分) 2 = 100|100|000
東海大相模(神奈川) 3 = 100|010|001x