19日、兵庫・阪神甲子園球場で「第94回選抜高校野球大会」が開幕、3試合が行われた。

 

 開幕戦の第1試合は、浦和学院(埼玉)が5番キャッチャー高山維月の今大会第1号ホームランなどで得点を重ね、大分舞鶴(大分)を4―0で下した。今大会初の延長戦となった第2試合、倉敷工(岡山)-和歌山東(和歌山)は、11回表に和歌山東が7安打7得点を挙げて、甲子園初勝利を掴んだ。第3試合の九州国際大付(福岡)とクラーク記念国際(北海道)の対決も延長戦に。10回裏、1死一、三塁から注目の2年生スラッガー佐倉侠史朗が犠牲フライを放ち、九州国際大付がサヨナラ勝ちで2回戦に駒を進めた。

 

3月19日(土)

◇1回戦

 エース宮城、13奪三振完封

大分舞鶴(大分)

0=000|000|000

4=000|310|00☓

浦和学院(埼玉)  

本塁打 (浦)高山2ラン

 

 1番山田、5出塁で貢献

和歌山東(和歌山) 

8=000|001|000|07

2=001|000|000|01(延長11回)

倉敷工(岡山)   

 

 11年ぶりセンバツ勝利

クラーク記念国際(北海道)

2=101|000|000|0

3=020|000|000|1☓(延長10回)

九州国際大付(福岡)