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金子達仁「春夏シュート」

10代で脚光浴びる久保の将来が心配

 もう10年以上前の話になる。泥酔したソクラテスの言葉に、わたしはギクリとした。「世界広しといえども、ペレとマラドーナを比較するなんてバカげたことをするのは、クソッたれのアルゼンチン人どもだけだ。お前
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金子達仁「春夏シュート」

日本を覆う「アンチ・ドリブル」の未来は?

 人によって違いはあるだろうが、わたしの場合、オフェンシブなポジションの選手を見る最初のポイントはドリブル力だった。それはたぶん、86年のメキシコシティーで金網越しに見た、マラドーナの5人抜きが大きく
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金子達仁「春夏シュート」

世界に追いつくために若年層の食育を

 久しぶりにスペインから帰国した知人が、日本の高校サッカーを見て驚いていた。「いや、上手いのは上手い。ひょっとしたらスペイン人より上かもしれない。でも、体格が貧弱すぎますよ」 だよな。 平均身長だけを
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金子達仁「春夏シュート」

仁義なき移籍が生んだJの新物語

 ここまで来たか、というのが正直な感想。日本中を騒然とさせたカヌー界のドーピングにまつわる“事件”である。 なぜ日本にはドーピングの違反を犯す選手が少なかったのか。日本における「スポーツ」が「体育」と
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金子達仁「春夏シュート」

「注目度」が女子サッカー最大の強化策

 昨年秋からやらせていただいているニッポン放送の対談番組「ことばのチカラ」で、社会人野球の茨城ゴールデンゴールズ片岡安祐美監督にお話をうかがう機会があった。正直、「女性監督なんてお飾りなのでは?」との
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金子達仁「春夏シュート」

ポゼッション・サッカーの行く末は?

 なぜクライフは、グアルディオラはポゼッション・サッカーにこだわるのか。理由はもちろんひとつではないが、中でも最大なものをあげるとしたら、「それが勝つためにもっとも効果的な手段と考えるから」だろう。1
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金子達仁「春夏シュート」

ハリル監督“場外デュエル”をエンタメとして見れば……

 そこかい! とまず思った。 こらあかん、末期症状や、とも思った。 20日付のスポニチに載った「新聞評論に反論 ハリル監督場外デュエル」という記事を読んでのことである。「佐々木(則夫)氏は評論で“相手
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金子達仁「春夏シュート」

試合相手と親しくするのが「けしからん」理由

 スポニチのスクープに端を発した大相撲の騒動。外野から眺めている者としては、なかなかに興味深い。改めて日本人の「スポーツ観」のようなものが明らかになった気がして。 日馬富士側に立つ人も、貴乃花側に立つ
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