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二宮清純「プロ野球の時間」

第237回 プロ入り19年目の打法改造成功で“大爆発” 楽天・山崎武司

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 誰が38歳の爆発を予測できただろう。 6月13日現在、25本塁打、57打点でパ・リーグの2冠王。長打率にいたっては7割3分3厘と驚異的な数字である。 楽天のベテラン、山崎武司のバットが火を噴き続けて
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二宮清純「プロ野球の時間」

第236回 好調巨人に学ぶ人事“五角形法則”

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 人事はバランスが大事である。生え抜き、FA(フリーエージェント)組、外国人、ルーキー、トレード組――出自の違う選手たちがそれぞれの分野で活躍しているのが今季の巨人である。 私はこれを“五角形の法則”
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二宮清純「プロ野球の時間」

第235回 外様ながらチームを引っ張る“努力の人” 巨人・小笠原道大

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

「オガサワラひとりにやられた」 オリックスのテリー・コリンズ監督はそう言って、唇を噛んだ。 5月28日、交流戦のオリックス戦で自身初となる1試合3本塁打。開幕から巨人の3番に座り、5月30日現在、打率
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第234回 メジャーを手玉にとる岡島の「邪道」

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 移籍金、年俸(5年契約)合わせて約4600万ドル(約54億円)もかけて井川慶を獲るくらいなら、2年総額300万ドル(約4500万円)で岡島秀樹(レッドソックス)を獲った方が良かったと今頃、ヤンキース
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二宮清純「プロ野球の時間」

第233回 Aクラス入りするには“青い目”の相棒が必要だ 広島・新井貴浩

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 鯉のぼりの季節とともに、カープも浮上してきた。最大時で8もあった借金も5月17日には完済した。プレーオフ進出の条件となる3位以内も十分、射程の範囲だ。 カープ躍進の立役者が4番・新井貴浩である。現在
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二宮清純「プロ野球の時間」

第232回 上原「抑え」転向の本当のメリット

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 開幕ダッシュに成功し、最大時で14もあった貯金が終わって見れば借金14の4位。昨季、巨人が坂道を転がり落ちていった背景にはイチにもニにも抑えの弱さがあった。 締めくくり役がしっかりしないことには安定
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二宮清純「プロ野球の時間」

第231回 「3番」の経験が“ポストイチロー”に近づくはず ヤクルト・青木宣親

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 スタートダッシュに失敗したチームの中で、この男だけは開幕から絶好調だ。 スワローズ青木宣親のバットから快音が止まらない。4月26日現在、打率3割9厘7厘はダントツのリーグトップ。イチローを超える2回
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二宮清純「プロ野球の時間」

第230回 不正の温床にメスを入れず改革を先送りにする球界の不見識

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 たとえば内臓の一部にガン細胞が見つかったとしよう。それが原因で腰は痛むし、体はだるい。普通の人間なら、きっとこう考えるはずだ。「まずはガン細胞を切除してもらおう。すると腰の痛みも体のだるさもなくなる
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二宮清純「プロ野球の時間」

第229回 岩村、鮮烈MLBデビューの理由

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 ドイツW杯後に引退したサッカー元日本代表の中田英寿が「日本人の最高の武器はアジリティー(俊敏性)だ」と語っていた。テクニックでもスピードでもなく「アジリティー」と言ったところに妙な説得力があった。 
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二宮清純「プロ野球の時間」

第228回 “鈍感力”も大事だが、彼に伝えたいことがある ヤンキース・井川慶投手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

「For Iggy, Bomber debut comes up no Dice」(井川は松坂ではなかった) 試合翌日の『デイリー・ニューズ紙』の見出しがこれだ。 オリオールズ相手に5回を8安打7失点
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