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二宮清純「プロ野球の時間」

第258回 無名の大男が来季の秘密兵器となるか 巨人(テスト中) アンディ・シビーロ

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 来季の巨人の隠し玉なのか、それともでくの坊なのか? 最速100マイル(約161キロ)を誇るという身長201センチ、体重100キロの大男アンディ・シビーロ(31)が巨人の入団テストを受けるため宮崎キャ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第257回 「打てそうで打てない」ダルビッシュ

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 日本シリーズ初戦で北海道日本ハムのダルビッシュ有が中日からシリーズ最多タイの13三振を奪った。先発全員からの奪三振はシリーズ初という快挙。 私が注目したのは13奪三振の内訳。このうちの12個が空振り
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二宮清純「プロ野球の時間」

第256回 「メジャーリーグ復帰」の可能性はある! ベネズエラ・野茂英雄

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 メジャーリーグのポストシーズンゲームにおいて、日本人初の勝利投手となり、ワールドシリーズ出場を決めたレッドソックスの松坂大輔がこう語った。「野茂さんの試合結果はネットで確認しました。すべてがすごい。
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二宮清純「プロ野球の時間」

第255回 ヤクルト高田新監督はGMへのつなぎか?

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 北海道日本ハムのGM・高田繁氏の東京ヤクルト監督就任が決定的になった。現場の指揮を執るのは20年ぶりだ。 思い出すのが故根本陸夫氏の例だ。根本氏は西武の実質的なGMとして黄金期を築き上げた。その根本
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二宮清純「プロ野球の時間」

第254回  “赤ヘル”一筋の偉大なピッチャーだった 広島・佐々岡真司

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 それはひとつの時代の終わりを告げる象徴的なシーンだった。 さる10月7日、本拠地・神宮球場で東京ヤクルトの古田敦也兼任監督が現役に別れを告げた。試合後、古田は、まるで優勝監督のように5度も宙を舞った
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二宮清純「プロ野球の時間」

第253回 連覇・日ハムはヒルマン野球の継承を!

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 昨季は勢いに乗ったという面もあったが、今季は横綱相撲での優勝だったな。北海道日本ハムファイターズが球団史上初の2年連続リーグ優勝を達成した。MVPは15勝5敗、防御率1.82(10月2日現在)のダル
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二宮清純「プロ野球の時間」

第252回 向こう5年も球団の期待を裏切らないだろう マリナーズ・イチロー

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 自らのことを「闘う政治家」と言っておきながら、国会の代表質問前に辞任し、病院に逃げ込んだ。これが戦場なら「敵前逃亡」である。安倍晋三前首相のことだ。 旧知の自衛隊OBの軍事評論家が手厳しい口調でこう
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二宮清純「プロ野球の時間」

第251回 「名評論家名監督に非ず」か!?

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

「田尾(安志)や牛島(和彦)のような1度も指導者としてユニフォームを着たことがない者を理論派と呼ぶのはむずかしい」 かつて楽天・野村克也監督はこう語ったという。 田尾氏は楽天が新規参入した05年に指揮
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二宮清純「プロ野球の時間」

第250回 強肩、強打、巧守の「第二の田中」を育ててほしい 日本ハム・田中幸雄

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 プロ野球の世界には、いわゆる“当たり年”というものがある。 古くは“江川世代”。高校時代から“怪物”の異名をほしいままにした江川卓を筆頭に、掛布雅之、山倉和博、達川光男、大野豊、袴田英利らがプロ野球
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二宮清純「プロ野球の時間」

第249回 日本にとどまる打撃の理想型 天才・前田智徳の“運命”

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 1990年代から2000年代にかけて、日本プロ野球には3人の「天才打者」がいた。イチロー(マリナーズ)と松井秀喜(ヤンキース)、そして1日に球界史上36人目の2000本安打を達成した前田智徳(広島)
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