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二宮清純「プロ野球の時間」

第619回 闘将・星野に見る“人たらし”の極意

 東北楽天の星野仙一球団副会長は、名うての“人たらし”である。 これまでも数々の“殺し文句”で欲しい人材を手に入れてきた。 たとえば阪神の監督時代には、広島をFA宣言した金本知憲(現阪神監督)を、こう
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カープ・アイ

二宮清純「アドゥワ“目標はダルビッシュ”」

 テレビ愛媛という地元のテレビ局の仕事で、カープからドラフト5位指名を受けたアドゥワ誠(松山聖陵)に会った。 まず感心したことがある。昼前だったので対談が始まる前に私は弁当を注文した。ところが、18歳
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二宮清純「唯我独論」

第774回 荒川道場から巣立った「鬼才」榎本喜八氏

 王貞治を手塩にかけて育て上げた荒川博は、もうひとり球史に残る強打者を世に送り出している。大毎などで活躍した榎本喜八である。60年には3割4分4厘、66年には3割5分1厘の高打率で、2度の首位打者に輝
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白球徒然 ~HAKUJUベースボールスペース~

田口竜二(元プロ野球選手、(株)白寿生科学研究所人材開拓グループ長)第19回「”怒れば伸びる”は指導者の勘違い」

 ドラフト会議も終わり来季の戦力も固まりつつあります。それと同時に戦力外通告された選手たちの動向が気になる季節です。全国を飛び回って多くの選手たちに会い、話を聞いていますが、「何をしていいかわからない
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二宮清純「唯我独論」

第773回 米への怨嗟と憧憬が生んだフラミンゴ

 王貞治の“一本足打法”の生みの親である荒川博が、去る4日、86歳で他界した。荒川と言えば球界きっての博覧強記、武道や歌舞伎にも通じていた。バッティングに話が及ぶと立て板に水だった。 実家は東京・浅草
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二宮清純「プロ野球の時間」

第618回 新しい土に花を咲かせよ(大田泰示)

「未完の大器」とは、まことに罪作りな言葉である。期待が大きい分、花開かなかった時の落胆も、またひとしおだ。 巨人の「未完の大器」大田泰示が北海道日本ハムに移籍することが決まった。大田と公文克彦、吉川光
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杉浦大介「NY摩天楼通信」

第327回 元“悪の帝国”ヤンキース、チーム再建のシナリオ ~2016年MLBウインターミーティング展望~

(写真:キャッシュマンGMは現実的な優勝争いまで少し時間がかかりそうなヤンキースの現状をを理解している Photo By Gemini Keez) 2016年のMLBウインターミーティングが12月4
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