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田崎健太「国境なきフットボール」

第190回 半年で終わった2度目のスペイン ~安永聡太郎Vol.11~

 このシリーズの1回目に書いた、安永聡太郎にとって2度目のスペイン移籍――ガリシア州フェロールでの生活は半年で終わることになった。 安永はこの街のクラブ、ラシン・デ・フェロールで、フォワードの一角とし
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大野俊三「ZAGUEIROの眼」

第130回 日本代表、DFのバックアップメンバーにチャンスを!

 日本代表がロシアワールドカップの出場を決めました。まずは厳しい予選を戦い抜いた選手たちに「おめでとうございます」と言いたいです。さて、本番までおよそ8カ月。年内にはいくつ試合が組まれています。W杯本
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この人と飲みたい

中西永輔(サッカー元日本代表)<後編>「J1残留を決めた夜の酒はうまい!」

二宮清純: フランスワールドカップで活躍された中西永輔さんとの対話は、そば焼酎『雲海』の「そばソーダ」を飲みながらまだまだ続きます。中西永輔: お酒が美味しいと会話も弾みますね。二宮: 正直、ソーダ割
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金子達仁「春夏シュート」

一考の価値ある「ドームでサッカー」

 東京ドームの天井高は、もっとも高いところで56メートルほどあるのだという。それでもごく稀には天井に当たる打球があるのだから、つくづく、野球というのは立体感のあるスポーツだと思う。 そもそも、米国で生
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田崎健太「国境なきフットボール」

第189回 陥った負のスパイラル ~安永聡太郎Vol.10~

 燻っていた火が一気に燃え上がったのは、2001年9月のことだった。 2001年シーズン、第1ステージから安永聡太郎は清水エスパルス監督のズドラヴコ・ゼムノヴィッチに不満を募らせていた。 ゼムノヴィッ
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松本晋司「愛媛FC、背番号12の視点」

第247回「撤収」 ~ホームゲーム会場におけるボランティア活動~

 今年の春、経営情報として2期連続(2015、16年度)の赤字を発表した愛媛FC。考えたくはないが、今年度も赤字を計上してしまった場合、クラブライセンスを失う可能性も出てきてしまうのだ。 危機感を募ら
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FORZA SHIKOKU

輪湖直樹(柏レイソル/元徳島ヴォルティス)最終回「人生のキーマン」

 2007年柏レイソルユースに所属していた輪湖直樹は大学進学を目指していた。だが、ヴァンフォーレ甲府からオファーを受けてプロの道に進むことを決意した。 当時の甲府はJ2だった。J1初年度の06年は残留
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FORZA SHIKOKU

輪湖直樹(柏レイソル/元徳島ヴォルティス)第3回「日陰から日向へ」

 中学生時代、柏レイソルジュニアユースの輪湖直樹は左サイドハーフでエースとして君臨していた。中学卒業後、2005年4月に柏レイソルユースへの昇格を果たす。順調にステップアップしていたが、ここから輪湖を
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金子達仁「春夏シュート」

永井秀樹の引退試合に見る日本サッカーのサーガ

 15年ほど前、スペインで非常に印象的なテレビCMを見たことがある。 当時売り出し中だったアトレティコのフェルナンド・トーレスがインタビューに答えている。「子供のころはキケがアイドルだった」。キケとは
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FORZA SHIKOKU

輪湖直樹(柏レイソル/元徳島ヴォルティス)第2回「父に徹底された“諦めない姿勢”」

 輪湖直樹がサッカーと巡り合うことはそれほど難しくなかった。「2歳年上の兄貴がサッカーをやっていたので、その影響で自然とサッカーを始めました」と本人は述懐する。本格的ではないにしろ、既に幼稚園生の頃か
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