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田崎健太「国境なきフットボール」

第111回 プレーで名を売った中高生時代 ~安永聡太郎Vol.2~

 1976年4月20日、安永聡太郞は山口県宇部市で生まれている。 最初の転機となったのは、中学3年生のときだったという。「全国9地域から集まる、地域ユース対抗戦という大会があったんです。ぼくはまず中国
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金子達仁「春夏シュート」

“ドーハ”の痛みはいつか川崎Fの歓喜に変わる

 いい決勝戦だった。もちろん、天皇杯のことである。 鹿島のしたたかさ、勝負強さは感嘆に値する。12月のチームを牽引した金崎の姿はベンチにすらなく、クラブW杯で世界的注目を集めることになった柴崎も、好調
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サッカー

鹿島、世界2位の意地を見せて19冠目獲得! ~第96回天皇杯~

 1日、第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝が大阪・吹田スタジアムで行なわれた。56大会ぶりの大阪開催だったが、対戦カードは鹿島アントラーズ(J1)と川崎フロンターレ(J1)の関東勢。結果は鹿島
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金子達仁「春夏シュート」

Jが渇望していた鹿島への無邪気な期待

 長野県諏訪市に住むわたしのいとこは、熱狂的な松本山雅のファンである。社会人になるまで、それほどサッカーに関心がなかったはずなのに、なぜアウェーゲームを追いかけるまでにハマってしまったのか。「やっぱり
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二宮清純「スポーツのツボ」

第96回 “いぶし銀”では終わらせない(中村憲剛)

「ブロンズコレクター」と呼ばれた陸上短距離選手がいる。ジャマイカからスロベニアに国籍変更したマリーン・オッティだ。 以下の成績を見て欲しい。オリンピックでは銅メダルばかりだ。1980年モスクワ大会20
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金子達仁「春夏シュート」

鹿島の死闘は日本サッカーを変える

 ナシオナル・モンテビデオ対ノッティンガム・フォレスト。ビクトリーノ対フランシス。ロドリゲス対シルトン。世界最高峰のストライカー対決と、同じく最高峰の守護神対決。第1回のトヨタカップは、高校生だったわ
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二宮清純「唯我独論」

第775回 「0.1%」を突破 鹿島勝負強さの遺伝子

 クラブW杯決勝で欧州王者のレアル・マドリードを追い詰めた鹿島アントラーズと言えば、国内では「勝負強いクラブ」として通っている。Jリーグ創設以降に獲得した国内3大タイトルは18。これはJクラブ最多であ
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サッカー

中村憲剛、初MVP受賞で最年長受賞記録更新 ~Jリーグアウォーズ2016~

(写真:MVP獲得もチームは無冠で「悔しいシーズンだった」と語った中村憲) 20日、横浜アリーナでJリーグアウォーズ2016が行われ、各賞が発表された。MVPには川崎フロンターレのMF中村憲剛が選ば
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