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伊藤数子「障がい者スポーツの現場から」

第16回 「他人事」から「国民スポーツ」へ 〜2012年パラリンピアンズ応援イベント〜

 いよいよ待ちに待ったロンドンパラリンピックイヤーとなりました。オリンピック同様、今後は出場権をかけた争いが本格化し、各競技において代表選手が誕生していきます。パラリンピックは英国の医師ルードヴィッヒ
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丸山弘道(車いすテニスナショナルコーチ)第4回「指導者に必要な2つの”たんきゅうしん”」

二宮: 現在、日本では車いすテニスの指導者はどのくらいいるのでしょう?丸山: 具体的な数字まではわかりませんが、結構いると思いますよ。ただ、車いすテニスのコーチだけでは生計は立てられないので、いわゆる
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丸山弘道(車いすテニスナショナルコーチ)第3回「選手の身体を知ることの大切さ」

二宮: 車いすテニスの選手には、骨肉腫などの病気で足を切断した選手もいれば、交通事故などで頚椎損傷、脊椎損傷を負い、下半身不随になった選手もいます。指導者は単にテニスを教えるだけでなく、こうしたそれぞ
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丸山弘道(車いすテニスナショナルコーチ)第2回「一目ぼれだった国枝慎吾との出会い」

二宮: 今や車いすテニスと言えば、世界のトップまで上りつめた国枝慎吾選手なしでは語ることはできません。2007年には車いすテニス界では史上初のグランドスラム(全豪、ジャパンオープン、全英、全米の4大大
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丸山弘道(車いすテニスナショナルコーチ)第1回「”出会い”と”発見”の連続」

 2008年北京パラリンピックではシングルスで悲願の金メダルに輝いた車いすテニスプレーヤー国枝慎吾。彼をジュニア時代から育成し、世界王者へと導いたのが丸山弘道だ。丸山が車いすテニスの指導を始めたのは今
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第15回 新たな時代の幕開け――多様化する障害者スポーツの形態

 今年6月「障害者スポーツ基本法」が制定され、障害者スポーツの推進について初めて明文化されました。これは日本の障害者スポーツにとって、非常に大きな一歩と言えるでしょう。世界では今夏、義足スプリンター、
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乙武洋匡 第4回「障害児にも夢の選択肢を!」

伊藤: ある新聞が小学1年生に将来の夢についてアンケートをとったところ、スポーツ選手は男の子では1位、女の子でも7位にランクインしているんです。しかし、これはいわゆる健常者の子どもたちであって、ここに
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乙武洋匡 第3回「子どもの発想は無限大!」

二宮: 乙武さんは教員として実際、小学校の現場で子どもたちと触れ合ったわけですが、「乙ちゃんルール」のような柔軟な発想をする子どもはいましたか?乙武: 僕が受け持ったのは小学3、4年生でしたから、まだ
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乙武洋匡 第2回「問われるルールのセッティング能力」

伊藤: 現在、乙武さんは練馬区の保育園の運営に携わっています。子どもたちの教育にスポーツが担う役割は大きいのではないでしょうか?乙武: そうですね。スポーツは個人競技であれ団体競技であれ、共通している
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乙武洋匡 第1回「障害は「個性」ではなく「特徴」のひとつ」

 大ベストセラー『五体不満足』の著者、乙武洋匡。彼がこの国の社会に与えた影響は計り知れない。「障害とは何か」「障害者との共生」......。それまでお茶の間ではほとんど語られることがなかったテーマを我
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