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伊藤数子「障がい者スポーツの現場から」

第18回 覚悟を示した「Sports of Heart」

 3月3、4日、東京・恵比寿で「Sports of Heart」というイベントを開催しました。これは健常者と障害者の枠を越えて、みんなでパラリンピックを応援しようという発想から誕生したものです。会場と
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中北浩仁(アイススレッジホッケー日本代表監督)第4回「高い日本代表入りの可能性」

二宮: 以前、キャプテンの遠藤隆行選手に聞いたのですが、車椅子バスケットの選手をスカウトに行ったとか...。中北: はい、そのようです。私も日本選手権など、大会会場に行ってバスケット協会の方々にご協力
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中北浩仁(アイススレッジホッケー日本代表監督)第3回「ソチへの課題は”新陳代謝”」

二宮: 銀メダルを獲得したバンクーバーパラリンピックの時、日本代表の平均年齢は36歳でした。もちろん、経験が必要な競技ですから、ベテラン選手は不可欠です。と同時に、若い選手の台頭も待たれます。中北: 
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中北浩仁(アイススレッジホッケー日本代表監督)第2回「トリノでの失敗を糧に」

二宮: 中北さんは2002年からアイススレッジホッケー日本代表の監督を務めていますが、指導するうえで一番苦労した点は?中北: 選手たちのことを理解するということですね。それをせずに失敗したのが、トリノ
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中北浩仁(アイススレッジホッケー日本代表監督)第1回「銀メダルにつながった”1000分の1の勝利”」

 2010年バンクーバーパラリンピック、日本アイスホッケー界の歴史が大きく変わった。長野大会以来、出場4回目にして初めて決勝ラウンドに進出したアイススレッジホッケー日本代表が、準決勝で地元カナダを破り
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第17回 「障がい者スポーツ」という名称の光と影

 最近「障害者スポーツ」という呼称に違和感を持つようになりました。このコラムのタイトルを「障害者スポーツの現場から」とつけたものの、私の中でその違和感がどんどん膨らんできているのです。様々な場面で、パ
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宮澤保夫(星槎学園創設者)第4回「発達障害に効くスポーツの力」

伊藤: 星槎学園では、独自のカリキュラムで授業が行なわれているそうですね。例えば、どんなものがあるのでしょう?宮澤: 週に1度、1日中、自分の好きなことができる日を設けています。サッカーボールを追いか
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宮澤保夫(星槎学園創設者)第3回「”認める”ことから始まる教育」

伊藤: 宮澤さんの教育方針は「子どもはみんなそれぞれ違うのだから、教育の方法だっていろいろあっていい」ということですよね。スポーツも全く同じだと思います。障害のある子どもは学校の体育の授業で見学という
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宮澤保夫(星槎学園創設者)第2回「体験から得る障害者スポーツへのリスペクト」

伊藤: 昨年12月には、宮澤さんとブラインドサッカーのアジア選手権に行ってきました。残念ながら日本はロンドンパラリンピックの出場権を得ることはできませんでしたが、宮澤さんは初めて見たブラインドサッカー
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宮澤保夫(星槎学園創設者)第1回「高めたい”特性”への理解度」

 人と人が共に生き、共に育つ学校づくりに勤しんでいる一人の教育者がいる。星槎学園の創設者、宮澤保夫だ。同学園に通う子どもたちには、3つの約束がある。「人を排除しない」「人を認める」「仲間をつくる」。ど
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